- 北島侑果
- 株式会社マーキュリング 代表取締役社長
- 東京都
- 司会者
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
会話が苦手な人って大抵
眠くなる質問を連発します。
お相手に何とか興味を持ってもらおうとしたり示そうとしてのことのようですが
独学の工夫も虚しく大して話が広がらないばかりか長く続くことすらない。
その理由は簡単な話
相手が応える気になれない質問を
矢継ぎ早にもしくは間伸びしながら並べ立てるからです。
例えば「どんなお仕事されているんですか?」「どうしてですか?」「きっかけは?」
「いつから始められたんですか?」「どこで何年目ですか?」「最近どうですか?」
時系列にすればいいってもんじゃないからー。
なんでわたしはあなたにここで私の半生を喋らなきゃいけないのか?ってなる。
つまり「あなた誰?」「一体何が聞きたいの?」「応えるの面倒臭い」「重すぎるわ」
「質問の意図は何?」「時間ない」「言いたくない」「疲れる」ってなるってことです。
嫌がられる理由は3つ
1.自分の情報が全くないか曖昧のまま土足でつっこんだ質問をぶつけるから
2.質問の内容が幅広過ぎるため全部浅いままスルーして意味分かんないから
3.理由のない一方的な質問ばかりで自分の意見や感情が全く入っていないから
好まれる方法は3つ
1.自分の情報を先に伝えてから質問をする
2.ひとつの切り口から聞きたいことを絞りさらに焦点を絞る
3.それに沿う自分の意志や感じることや悩みを素直に伝える
例えば「私はこういう仕事をしていて最近こんな感じですが御社は如何ですか?」
「会話するのは好きなのですが挨拶するときいつも緊張してしまい困っています」
「この間のプレゼンでも緊張が先に立ちいつも掴みが曖昧になってしまうんです」
すると「わたしはこんな感じです」「なぜならこうだから」「こういう経緯に依ります」
「分かります」「統計的には」「それならこうしてみては?」「掴みはいつも何に?」
「この方法が一番だと思います」「最近の傾向は」って話は弾み広がりも生まれる。
眠くなる質問をする人の傾向はこう。
1.自分のことをあんまり話したがらない
2.他人のことや物事にそこまで興味がない
3.プライドが高く他人を先入観で判断する
あなたの質問の仕方が眠い予備軍かどうかは
1.お相手から質問以上のことを聞くことができるかどうか
2.お相手が自分よりたくさんお話してくれるかどうかによります。
明日から試してみよー!
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