- 北島侑果
- 株式会社マーキュリング 代表取締役社長
- 東京都
- 司会者
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
マイクを使っているのに
すごい大声を出す方っていらっしゃいますよね。
そういう方って大抵
マイクがあろうとなかろうと
変わらず大声です。
大声の定義は
クリアじゃなくうるさい声です。
でもわざとではありません。
そうなってしまうのにはちゃんとした理由があるんです。
自分で自分の声をコントロールすることができないから。
つまりは、発声の仕方を知らないからだけなんです。
だから、発声の仕方を知れば
マイクも普段の声も
格段に聞こえ方が変わる!ということです。
【発声の仕方】
■発声のための口のあけ方
1.口の形を整えるため、まずなにより口角を上げる
2.その状態を保ったまま、奥歯をあける(奥歯を歯磨きする時あける感じでしょうか)
3.その状態を保ったまま、舌を下の付け根に引き寄せる
■発声のための声の出し方
1.舌の付け根から声が出ることを意識して、なるべく低く太い声を出す
2.意識は常に奥でも、口周りと顎は、常に柔軟に動かす
■発声のための声のコントロールの仕方
1.「あーーーーー」と声を長く出し、同じ音程で同じ音量であることを確認する
2.「あ・あ・あ」と声を小刻みに出し、同じ音程で同じ音量であることを確認する
■発声のための声の魅力の出し方
1.「あー」で、ドレミファソラシドの音程を、同じ長さで同じ音量でクリアに出す
2.「あ」で、ドレミファソラシドをの音程を、同じ長さで同じ音量でクリアに出す
これで、良い声はどうやったら出るのかが分かるようになり
その声がいったいどこから出るのかが自覚できるようになり
その声をどうやってコントロールすればいいのかを把握できるようになるため
声を出すときは常にその形を心掛ければ良いし
声を出すときは常にそこに意識することを心掛ければ良いし
声を出すときは常にその感覚を継続することを心掛ければ良いことになります。
その形と意識と感覚が
聞く力である聴覚を育て
聞こえ方の客観性を助けてくれます。
結果、マイクが上手に使えるようになるばかりか
普段何気に話す声自体が素晴らしく変化します!
人は声を使うことで毎日生きています。
家族や友達との会話はもちろん、好きな趣味も、生活の糧となる仕事も。
せっかく与えられた有り難い自慢の声を
できることなら大切に磨いて使って生きたいですよね。
声が良くなると聞き心地が良くなるため
仕事でもプライベートでも、周りの人にとても喜んでもらえます。
「綺麗な声ですね」とか「聞き易いですね」とか「内容が心に沁みる」とか
「惹き付けられる」とか「内容が分かり易い」とか「ずっと聞いていられる」とか。
嬉しいですよね。
と同時に、自分も声を出した後はかなりの爽快感です。
全身からの声なのでストレス発散にもなるし
なにより心地良い声を出すと、等身大のため気持ちが良いです。
是非マイペースで楽しみながらチャレンジしてみましょう!
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