【最強ビジネスモデル】順位付けについて。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】順位付けについて。

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 【最強ビジネスモデル】  2013.04.17 No.0602
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昨日、枠の中から見える視点ではない
別の、1つの視点から見える
世界を表現する事にチャレンジする。

と書いたので、
その事を説明する「例題」の為に、
一つカミングアウトすると、実は。

私はオリンピックに全く興味がない。
サッカーや野球にも。

オリンピックで金だ銀だと
日本中(いや、参加国中?)が
大騒ぎする中で、ただ、観察するしかない状況に。

  この状況は
  幼少の頃から、学校や社会の大人たちを
  観察し続けていた事と同じ。
  やっている事はいつも変わらない(笑)。

  余談だが
  中・高・社会人とバレーボール部だったので
  意外にも(笑)スポーツはして来ている。
  その中で、たった一つしか違わないのに
  先輩・後輩の差別が激しいとか
  勝つ為に頑張る事に違和感だとか
  いろんな事を感じてはいたが。

私は、順位や勝敗などで争わない方が
本来の力を発揮できると思っているが
だからといって、
ある学校が運動会での順位をやめた、
と言うのは、本末転倒というか滑稽だと感じている。

2元論思考だと、
ほぼ間違いなく、私の感覚は伝わらず
誤解されてしまうので
言語化が非常に難しいが、
何とか言語化してみよう。

実は私は、自分からはTVは見ない。
たまたま、ついていたとか、
一緒にいる人が見ている、
などで見る事はたまにある。

その、たまたまの状況で
立て続けに(期間は空いているが)
TVで観たのが。

高校生のチアリーディング部とかマーチング部の
大会を密着取材というもの。

部活内は、ほとんど戦国武士の意識だった。

負けると悔し泣きをする間もなく
「次、勝つ事を考えよう!」とリーダーの一喝。

プレッシャーに負けて力が出せない事も実力の内。
「本当に強いチームは、それをも克服している」
という世界観。

それを観て、
勝つ事にフォーカスすると
勝てる程には実力が出せるが
本来持っている力が出せないのでは
と感じたのだ。

  画面を見ると、つい、もらい泣きしてしまうので
  このように感じていると傍目には映らない事が
  何重にも誤解される要因でもある(笑)。

人間は、
「自分が表現したい世界」に関しては
妥協したくない部分を持ち合わせていると感じている。

それは、
素人から観たら、素晴らしい作品を
「まだ違う」と言って壊す
まるで芸術家や職人の世界に通じる。

これは、順位も人からの評価も関係ない
探究の世界だ。

大勢の素人から認められた金メダルより
本当に価値の分かる人と喜びを共有できる事が
嬉しいのではないか。

  言語化は非常にもどかしいが
  否定ではなく、いい・悪いでもなく
  ただ、感じていることを表現しているに過ぎない。

その一方で
このような「しくみ」は見えているか?
きっと多くの人は、全く無意識で
踊らされているのだ。

オリンピックによって
得られる「利益」。

オリンピックがなくなれば
どれだけの収益損失になるかという事実。
そういう、莫大な利益を得る人間が
仕掛けている仕組みの一部分なのだ。

先日、
車両の全ての広告が
オリンピックの東京招致のポスターだったが
それで、その気になる人もいる。

だけれども、なぜ東京で開催するのか
考えると、理由は・・・。

TVや新聞、社会の雰囲気
全てが、ある意図を持って洗脳している。
感性を鈍らせて、踊らせている。

たまたま、
3.11などの大きな事が起こると
途端に、マスコミは信じられないという人は
増えるが、オリンピックを観ても
何を観ても、その構造は変わらない。

順位付けが、いい・悪いという事が論点なのではなく
何の為に、という本来の「Be」の部分から
考えると、他に方法はあるのではないか。

そして、
ある視点から見ると
この順位付けが最高の方法になるが
本来の「Be」からすれば、
より、その為に楽しく発展性もある方法が
見付かる筈だ、と私は考えている。

枠の渦の中に入ると
この話は、
全く別の意味に誤解されてしまうのだけれど、
枠の外から考えると
あんな事もある、こんな事も出来る
こっちの方がより気持ちがいい
こんな方法があったのかー、など
発展性があるのだ。

だから
否定とか、いい・悪いではなく
様々な視点に立って考えると楽しい。
その話が出来る人と繋がりたい。

枠の一視点からの話や
表層の話は、退屈で辟易しているので。

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■今日のまとめ

・順位付けで仕掛けると
 より多くの人を巻き込む事が出来て
 利益増大には、打って付け。

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