- 三島木 英雄
- 株式会社FPリサーチパートナーズ 代表取締役
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
銀行の営業活動が活発です。
歴史的な低金利もあり、融資による利息収入は減っています。
数年前に代わりに飛び出したのが「投資信託の販売」と「保険の販売」なのですが
今はとても活発です。
銀行は安心できそうな場所ですが
今は「とても危険な場所」かもしれません。
利息で稼げなければ「手数料」で稼げ・・・と
15時以降は怒号が飛び交う・・・
3月末は酷いもので、彼らの決算期もありましたから
しつこいというか、本当に銀行か?と思うくらいのセールス
何故危険な場所と表現したかというと
商品が少なく、営業マンの知識がないからです。
投資信託で言えば5,000種類以上ある商品の
わずか数十種類しか置いてなく、かつ手数料は3%きっちりとるので
「少ない選択肢から、マイナススタート」で始めなければなりません。
利益が騰がるわけもありません。。。
呆れてしまうのは、自社商品を批判した保険販売
終身保険の一時払いなどは、その典型
「定期よりも確実に増えますから!」
本当か???
一時払い終身保険の数年間は解約損を抱えます。
将来解約して増えて戻ってくるのはわかりますが
数年間の解約損を抱える間に金利は上昇しないだろうか?
そもそも高齢の方に数年間マイナス商品を提案するのは
如何なものか・・・と思ってしまうわけです。
これからの時代に上手に資産運用できるのは
しっかりしたパートナーを得られるかにかかっているかもしれません。
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