- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
いつもながらの冴えわたるロジックで日本を語っておられました。
その講演の概要をシェアいたします。
・今の若者はデフレしか知らない。
阿部首相のやっている事はこの堅い壁を崩すことをやっている。
・世界でデフレの国は日本だけ
これまでの行動は、とにかくお金を使わない。
10年前は可処分所得の3倍を貯蓄として持っていた。
⇒現在は4倍、1年分が増えている。ドイツは2倍、英米は1倍
企業はもっと貯金をしている。
無借金の企業が多い。
チャンスが有れば、リストラ。
チャンスが有れば借入金返済。
チャンスが有れば非正規で雇う。
⇒だから景気が悪い。
・銀行は「貸し出しが無い」だから国債を買っている。
∵簡単に購入できる。
⇒今までは、幸せな不況の時代
・国債のアナリストは
“大丈夫です” 国債の金利は上がりません。
∵当分デフレが続くから
あと5年は続くと考えている。
・元重氏は”何時か崩れてしまう”と言い続けてきた。
狼少年と言われている。
・阿部政権が出来た。
ひょっととしたら政策で日本経済が変わるかも知れない。
野田政権が交代したことが幸いになった。
・株価を、日本、ドイツ、アメリカ
2000年~2008年は同じトレンド
リーマンショック以後、日本だけが回復していない。
日経平均は17,000円位まで行くかも
∵阻害要因であった、民主党と日本銀行が代わった。
野田さんは絶好のタイミングで解散した。
・アベノミクスAAAについて
Aは阿部 金融緩和
Aは麻生 財政積極派
Aは甘利 経済政策のドン
金融緩和 日本は4年遅れで欧米と同じことをやった。
⇒正常な姿になった。
4月に入って日銀が代わる。
長期の国債を購入する。
∴長期金利利回りが低下する。
財政支出
1,000兆円のある中で大丈夫なのか?
5兆円の国債発行は大勢に影響なし。
むしろ、全体像を語らなければいけない。
参考 朝日新聞を読めば、反対論が躍っている。
イタリアはGDPの115%の債務で可笑しくなる子に
日本は200%デモ大丈夫な国。
社会保障を変える。
年金、医療費
消費税の引き上げ←野田氏の功績
公共事業を削る←小泉氏の功績
※阿部政権の成長戦略
⇒TPPに参加する
GDPが3.3兆円上がる(手堅い旧い経済試算では)
ピーター・ビトリ氏はTPPで2015年までに2.2%、10兆円上がると言っている。
国内の重点は
雇用
エネルギー
介護・医療・ヘルスケア
上記は制度が代われば成長できる。
・電力小売り自由化、発送電分離は世界のトレンド
世界は新設計の発電所を設置している
今、官僚が動いている→政策が次々に出始めている。
∵麦踏効果
※孫さんから聞いた話
・米国スプリント買収発表の際に
・すごいのは銀行が1兆5,000億円を貸している。
「ここで勝負しなければ、男の子では無い」
リスクをとって投資する
※ミンスキー(経済学者)
日本のバブルの時にミンスキーのサイクルが在った。
20年の上昇→バブルがはじけ下落する
“男の子が少ない”
日本の投資家は草食系になってしまった。
“グローバル・マインド”で日本を変えていく。
“制度改革””リスクをとる”
“負け犬根性を払拭しましょう”
以上です。
当日の来場者は4,000人とのこと、NHK他のTV局、日経新聞を始め多くのメディアが来ていました。
私は日本経済は漸く長い低迷期を抜けだしたような気がしています。
face book ページ オフィス マイ エフ・ピーを開設しました。
http://www.facebook.com/#!/officemyfp
★毎月資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm
文責
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)/一級ファイナンシャル・゜ランニング技能士
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html
『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
このコラムに類似したコラム
「マネタリーベース 過去最高155兆円!」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2013/05/10 11:19)
資産運用の環境を読み解く ~爆弾を抱える欧州 松永 文夫 - ファイナンシャルプランナー(2011/09/30 15:16)
「グローバル国債ファンド」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2024/03/14 14:49)
FP継続教育セミナーのご案内 釜口 博 - ファイナンシャルプランナー(2015/10/28 17:08)
資産運用(5)ポートフォリオとは?(保険の見直し・山下FP企画・西宮) 山下 幸子 - ファイナンシャルプランナー(2015/05/22 14:21)