吊り革争奪戦と職業選択の自由

　言葉が悪くて申し訳ございませんが

「腐った魚の目」

「家畜の方が快適な生活を送ってるんじゃないかな」

と満員電車に乗るといつも感じます

　私はいつも埼京線に乗って池袋で乗り換え

有楽町線というパターンが多く

実家に居た時も中央線に乗って新宿で乗り換え

山手線という感じで

ものすっごく混んでいる電車に乗ることが多かったです

　地方の方にお話をすると、信じられないと言われますが

東京の駅には、朝のラッシュ時、駅の係員？という名の

人を押し込む係りの方たちがたくさんいらっしゃいます

　ホームには溢れんばかりの人たちが待っており

駅に着くと、その人たちが電車に乗り込むわけですが、

既に車内はギューギュー

それでも乗らなければいけないので、乗ろうとするわけですが

ドアが閉まらない訳ですよね

　そうすると、ホームの押し込み係りの方達が

一生懸命外から人間を押し込み、無理やりドアを閉めて

発射します

　車内では吊り革争奪戦

ゴリ　ＶＳ　魚住ばりのゴール下のポジション争いが

日夜繰り広げられております

　時々、うめき声や舌打ち、怒声などが飛び交い

確実に家畜さんが輸送される時よりも、

僕ら人間の方が劣悪な環境にいるのではないかと感じます

　そして、その様な酷い環境ですから

皆さん心のスイッチをＯＦＦにするか、マイワールドに入り込み

こんなグチャグチャな状態でもゲームやっちゃう？？？といった感じで

自分の世界に没頭し、だんだんと腐った魚の様な目になっていきます

　自分が好きなことをやる為に、この様な環境も我慢するというのは

分かりますが、居酒屋でも、金曜日の夜の車内でも

会社や仕事の愚痴が飛び交っております

　日本の憲法には

「職業選択の自由」というものがあります

　国によっては生まれた時から、職業や身分が決まっている国もたくさんありますが

日本はそんなことは無く、基本的に自由に職業を選択できます

自分次第で何にだって成れるのです

　しかし、その選択をしている方が少ないのは何故でしょうか？

自分が大好きなことを志事にしない理由は何なのでしょうか？

　自分がやりたくないことでも我慢して、

家族を養うことが美徳の様に言われたりもしますが

あの様な満員電車の大人を見て、子供たちは夢を見れるのでしょうか？

Ｈａｖｅ　ｔｏ　ｄｏ　で仕事をするのと

Ｗａｎｔ　ｔｏ　ｄｏ　で志事をするのはどちらがパフォーマンスが高いでしょうか？

　どうやったらもっと大好きな事を志事にして

朝起きたら今日は何をしようかワクワクしながら考え

輝きながら1日を過ごすことが出来る人が増えるのでしょうか？

　もちろん電車というのは通勤手段なので

満員電車が悪いということではなく

「よっしゃー　今日もやったるで～」といった感じの

輝いた表情と想い遣りが溢れる

笑顔が満員の電車にしたいな～と想います

満員電車に乗ると、いつもそんなことが心に浮かびます

としお