齋藤 進一(建築家)- コラム「11年と30年」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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11年と30年

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ライフスタイル論 2007-03-29 00:00
11年と30年

この数値は1台の車に乗る平均年数(11年)と一戸建て住宅の平均寿命(30年)だそうです。みなさんはいかがでしょうか?

高齢化社会の日本ではクルマも高齢化しつつあるようですね。工業製品であるクルマの性能は年々向上し、排気ガス規制やリサイクルなど環境に配慮される時代となりましたが住宅分野はまだまだですね。

解体における分別収集・リサイクル法や省エネ(オール電化・高気密高断熱・24時間換気システムなど)に対する意識は確かに高まってきました。

しかし住宅の寿命は仏・独・英などヨーロッパ諸国の1/3以下です。
日本人は一生のローンで住宅を購入しますが一世代でガタがきてしまう。そして子供も30年ローンで・・・

この繰り返しで日本人は欧米人に比べ休暇の楽しみ方や老後の過ごし方にゆとりがなくなってしまっています。

九州国際大學の岡本氏は日本を「ストックレス社会」、欧州を「ストック型社会」と呼び日本の「ストック型転換」への提唱をされています。

良きものを大切に使い続ける精神は、消費税アップの時代とともに注目されることと思います。

住宅分野では「リノベーション」が活発になりそうですね(^^)








データは自動車検査登録協力会とPHP研究所「THE21」より
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