齋藤 進一(建築家)- コラム「障害者住宅・高齢者住宅におけるセキュリティ 3」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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障害者住宅・高齢者住宅におけるセキュリティ 3

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安心住まいのキーポイント 2009-03-12 15:00
今回はセキュリティ機器の小型化についてです。

最近のセキュリティ機器はパソコン同様に小型化されてきました。

私のクルマにも追跡装置がついていますが、小型でどこにあるかわかりませんw

住宅においても防犯カメラなど小型化され、今までは本体とは別に録画にビデオデッキ並みの機器が必要でしたが、本体内にSDカードなどで録画できるようになったのは画期的です。

またセンサーライト内にカメラがついたり、非常時外部へお知らせできる小型ワイヤレス受信機など実際に設置してみたくなるものが出てきました。


障害者住宅・高齢者住宅におけるセキュリティのまとめとして、「使いやすさ」「導入できる値段」「家族全体の理解」があれば、先端技術の導入は「安全」「安心」につながるよいツールになりえます。

施設において認知症の方の徘徊確認に受信機を持たせることに賛否両論ありますが、髪のブローチやベルトのバックル自体が反応するようにしたりしてご本人の尊厳を害さないようにする配慮などが求められます。

どんどん進化するシステムですが、管理するためのセキュリティではなく使用する本人が使って安心できるセキュリティでなくてはなりません。

携帯電話などが苦手なお年寄りや障害をお持ちの方が住宅内外で緊急時に家族や外部へ助けを求められるツールが初めに導入すべきセキュリティだと思います。

一般家庭においてもお子さんの子供部屋と主寝室間で「携帯」や「電話子機」以外にも就寝時の緊急連絡ができるナースコール的なツールが欲しいところです。

せっかく3回のコラムをご覧頂いたのですから、是非皆様ご家庭での安全対策を話し合われては如何でしょうか。


やすらぎ介護福祉設計 齋藤
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