齋藤 進一(建築家)- コラム「200年住宅の定義」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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200年住宅の定義

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ライフスタイル論 2009-02-12 08:00
住宅を200年持たせるとなると、所有者の維持管理が重要になってきます。

20年×10回の点検・補修

単に長く住めるだけでなく快適に長く住めるようにするためには、構造躯体のスケルトンと''設備・内装のインフィル''に分けて考える必要があります。

長寿命住宅のイメージとして



スケルトン

・耐久性  


適切な維持管理の下で5-6世代にわたって使用可能(性能表示劣化対策等級3以上)

・耐震性


数百年に1回程度の極めて稀に発生する地震による力の1.5倍の力に対して、構造躯体が倒壊・崩壊しない程度(性能表示耐震等級3以上)

・点検・メンテナンス


20年ごとの点検とメンテナンス・記録・保存

インフィル

・居住性


20年ごとの更新(各部品による更新)



※住宅生産団体連合会「住宅の長寿命化(200年持たせる住宅)を実現させるための提言」より抜粋


これから住宅を建てられる方は、「家歴書」を作成されることをオススメいたします。

「家歴書」の発祥であるイギリスの項目を次回ご紹介いたします。(2/14予定)
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