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グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)って何 Part2
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前回、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)について、概要と症状をご紹介しました。
今回は、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)のメカニズムをご説明しましょう。
まずは、西洋医学的見方(機械論的見方)でご説明します。
このグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)は、細分化すると、大腿内転筋付着部炎、大腿直筋炎、腹直筋付着部炎、腸腰筋炎、鼠径ヘルニア(スポーツヘルニア)などになり、鼠径部周囲にある筋の付着部に炎症を起きていると言う意味の症候群です。
なぜ、筋の付着部に炎症や痛みが生じたのかと言うところですが、過度の使用や繰り返し動作による肉体的ストレスと言うことが考えられています。
ですので、西洋医学的なアプローチは基本的に、保存療法です。
要するに過度の使用を控えると言うことになります。または、使える範囲でのリハビリ、筋の強化と言うことが推奨されています。
ここが西洋医学的見方の限界になります。
もっと見方を変えていくと、本質的原因から積極的なアプローチが見えてきます。
次回、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)の有機論的見方をご紹介しましょう。
お楽しみに。
山中英司
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