小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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「奇抜な採用基準」には意味があるのか
その人の学歴で採用の合否を分けることを、「学歴フィルター」などと言いますが、それだけではないにしろ、意外に多くの企業で、採用の際の判断基準の一つになっているのではないかと思います。 私がいろいろな企業の採用活動をお手伝いする中で、その会社としてあまり表には見せませんが、学歴フィルターなどのさらに上をいく、その会社独自の“奇抜な”採用基準を持つ会社があります。 ある会社では、「...(続きを読む)
「部下を守る」ということのいくつかの形
少し前に話題になった、ある団体のブログ記事についてのお話です。 クレーム対応について書かれた記事ですが、それによると、ある有名外資系のショッピングセンターで、明らかにクレームを通り越してスタッフに「イチャモン」をつけ、商品を「タダにさせてしまおう」とするお客がいたそうです。 そこへ出てきた欧州系の外国人支配人は、「出て行け!お前は客じゃない!」と物凄い剣幕で怒りだし、「スタッフはお...(続きを読む)
「枠を決めて欲しい」大企業人材と「何でもやって欲しい」中小企業の経営者
大企業で40代、50代の人材が過剰となっている一方で、特に中小企業では、多くの会社でマネージャーレベルの人材が不足しています。 この大企業人材のキャリアを、中小企業で活かそうという取り組みが、いろいろな形で行われていますが、結果的に適応できないケースが意外に多く見受けられます。 私も、実際に人材を受け入れた中小企業を数多く知っていますが、いつも感じるのは、受け入れる中小企業と大企業...(続きを読む)
「社内異動」への考え方で気になったこと
ある有名企業の経営者が、「社内異動なんかしている余裕はない」と言っている記事を目にしました。 世間に通用するような、一定の専門スキルを身につけようとすれば、関連性のない社内業務をローテーションしているようなことは、社会人人生の限られた時間の中では、そんな余裕はないという意味のようです。 私自身、この話については、確かに一理あるとは思いつつ、社内異動には、当然メリットもあります...(続きを読む)
イヤなら行かなければいい「学歴フィルター」の会社
少し前になりますが、ある大手銀行が新卒採用で「学歴フィルター」をおこなっているという話題がありました。 「東京大学」で登録しているとセミナー予約ができるが、他の大学だと満席表示になるとのことです。 これに関する意見がいろいろなところに出ていて、「けしからん」「当然だ」「やむを得ない」「気にしない」「どうでもいい」など、その中身は様々です。 能力と学歴にはある程度つながりがあると...(続きを読む)
「サイレントお祈り」をする会社に共通して見えること
就職活動をしている中で、不採用通知の文末に必ず「・・・をお祈りいたします」とあるために、それを指して“お祈りメール”などといいれます。 さらに「合格だったら連絡します」といって、不採用通知すら送られてこないことを、無言の仕打ちであることから「サイレントお祈り」と言われます。 この行為自体はずっと前から存在しましたが、言葉として言われるようになったのは数年前からです。当然応募者からの...(続きを読む)
似ているようで実は違う「管理」と「マネジメント」
マネジメントやリーダーシップは、多くの企業で課題になっています。自社の状況を称して、「うちの部課長たちは管理能力がない」「部下の管理ができていない」などという話を良く聞きます。 こんな表現に代表されるように、組織における「マネジメント」と「管理」は同じニュアンスで語られることが多いですが、実際には「管理」と「マネジメント」には大きな違いがあります。 「管理」という言葉を辞書で...(続きを読む)
罰を受ければ「責任を取ること」になるのか?
少し前の話題ですが、ある地方自治体が開催したイベントが大きな赤字を出し、その赤字額の一部を実行委員会の責任者個人が、自費で補填していたということがありました。 計画や収益予想をすべて業者任せにしていたなど、チェック機能が働いていなかったようで、そこから「税金には手をつけられない」と考えたことが自腹負担をした理由のようです。 この行動について、「素晴らしい責任の取り方」と評価する人がいる一...(続きを読む)
「他社事例」を活用するために必要なこと
私たちコンサルタントの立場では、課題に関する他社での成功・失敗事例の情報を、クライアントから求められることが良くあります。 他社事例というのは、その会社でうまくいったからと言って、それを別会社に持ち込んでも、必ずしも成功率が高いとは言えませんし、逆に失敗事例がそのまま当てはまるとも限りません。 ですから、私たちはその会社の様々な事情を総合的に見極めて、その会社で活用できそうな事例を...(続きを読む)
制度化が既得権を生む難しさ
ある会社でこんなことがありました。 中途入社して3か月の女性社員の妊娠がわかり、産休から育児休業の対応をしなければならなくなりました。面接時には「いずれ子供は欲しいが、仕事が落ち着くまでのこれから数年の出産は考えていない」とのことだったそうですが、こればかりは思い通りにいくものではないので、会社からとやかく言うことはしませんでした。 また、本人から育児休業を取りたいとの希望がありま...(続きを読む)
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