小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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「シニアの横柄」で企業が考えなければならないこと
これは、決してシニアを悪くいうつもりではなく、幅広い年齢層の人がお互いハッピーに働くために必要だと思ったことです。 ある会社のマネージャーですが、配下にいる50代後半の契約社員男性に手を焼いています。 この人が担当している業務はわりと定型的なものなので、よほどのトラブルでもなければ業務進捗だけをチェックしていればよく、マネージャーとしての日常的な指示は特に不要だそうです。 問題...(続きを読む)
無理し過ぎるとやりがいを感じなくなる
ある時、仲間同士で話している中で、何人かが「仕事が面白いなどとは思えない」「むしろつまらない」「やりがいなんて感じない」といっていました。やはり仕事は生活のために仕方がなくやっているし、やらずに済むならやりたくないそうです。 私自身は最近そんなふうに思うことは、ほとんどなくなりました。仕事が最優先の人生ではありませんが、今の仕事はまあまあ面白いと思ってやっていますし、ただ生活のためと割...(続きを読む)
「成功体験」より重視されることがある「失敗体験」
採用面接というのは、応募者にとっては基本的に自己アピールの場ですから、多くは自分の得意なことや過去の成功体験の話をします。そのために、時間をかけて、自分の成功体験を語れるように準備をしてきます。 しかし、いくつかの会社で同じように言われたのは、「挫折経験や失敗体験を持った人に来てほしい」という話です。これは、新入社員から社長の後継者候補まで同じだったので、人材のレベルを問わない共通の要...(続きを読む)
「安さは誰かが代償を負っている」という話で考えてしまったこと
あるところで「安さは必ず誰かが代償を負っている」という言葉を目にしました。 安価なものには必ずそれなりの理由があり、誰かがどこかで代償を負っているのだという話でした。多くは末端の製造現場や生産者、その他の弱者であり、商品やサービスそのものの品質や環境負荷であり、消費者が安いものを求めれば求めるほど、その代償は大きくなっていくのだということでした。 私自身も、普通の庶民感覚で安くて良...(続きを読む)
「就活が苦手な人」を頑張って採用する企業
来年の新卒の就活はすでに解禁されていますが、コロナ禍で企業と学生の双方ともに、なかなかスムーズな活動は進めづらい状況があります。これからいろいろ苦労することも多いでしょう。 そんな就活の中ですが、企業から評価される人というのは、その前段で書類選考やテストがあったとしても、やはり面接での対応が良い人です。 面接の対応が良い人は、弁舌が立つ、話がうまい、口頭でのコミュニケーションが得意...(続きを読む)
麻雀による採用試験など「人材の選び方」のそれぞれ
以前、採用試験で麻雀をさせる会社の話題がありました。 「麻雀で勝つには勝負勘や決断力と運も必要で、それはビジネスも同じ」 「長い時間、卓を囲んで話すことで、人間性がわかる」 などといった理由だそうです。 この取り組みを評価する声がある一方、少し不謹慎という見方もあるようです。 私はこういう取り組み自体は面白いと思いますし、それほど否定的にはとらえていませんが、かなり異色な方法...(続きを読む)
「自信過剰」と「自信過小」の取り扱い
いくつかの会社での雑談の中で、まったく正反対の相談を受けました。それぞれある上司が、自分の部下の指導方法に悩んでいる話です。 一つは、とても積極的で何でも自分から手を上げる部下だそうですが、自己評価が甘いのか、どう考えてもこなせるレベルにないことを、「任せてほしい」「それならできる」と言ってくるそうです。上司から見れば「自信過剰」とのことです。 もう一つは、何事にも慎重なのか謙虚な...(続きを読む)
「態度の悪い面接官」を直すには
少し前ですが、あるウェブのコラム記事に「礼儀知らず、常識はずれの面接官の話」が出ていました。 就活生が実際に体験したという話で、企業の面接官の印象にネガティブなものがたくさんあり、むしろ社会人の方が社会常識や礼儀を知らないのではないかと指摘されています。そんな例が増えているそうです。 例えば、 ・見下した態度や差別発言をする社長、役員面接 ・目も合せず、無愛想無表情で作業のような...(続きを読む)
「手のつけ方がわからない課題」にはとりあえずどこかに手をつけてみる
あるセミナーで、女性活躍支援、長時間労働抑止、ワークライフバランス、ダイバーシティといった、様々なテーマが網羅されたパネルディスカッションを聞きました。 事例として、ある会社では女性活躍支援として、育児に関する部分から手をつけ始めたとのことですが、その理由は必ずしも切迫した事情があった訳ではなく、「何となく進めやすそうだったから」だったそうです。 しかし、女性活躍に関する施策を検討...(続きを読む)
過剰な気遣いで役員と社員の間にできた壁
もう数年前になりますが、ある会社の社内懇親会に参加したときのことです。私はそこまで深いお付き合いの会社ではありませんでしたが、少しだけ仕事上のつながりがあり、その時の担当者から招待して頂きました。私以外にも取引先の方など、社外の人が数名いらっしゃいました。 参加者は50~60名くらいの宴会で、会長、社長、専務に事業部長が2名の、計5名がメインテーブルに座っていて、この人たちが経営陣の中...(続きを読む)
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