6月1日から20日まで、

全国各地の公共交通機関においてVISAタッチ決済の実証実験に参加すると後日半額が還元されるキャンペーンが行われました。（上限あり）私も、出張の折に福岡市地下鉄と西日本鉄道で使ってみました。 

＜画像は福岡市地下鉄の例です。＞

交通系ICカードを持っていない人でも、タッチ決済機能付きカード（クレジット、デビット、プリペイド）やスマホがあれば、切符を買うことなく自動改札を通過することができます。

VISAタッチ決済を使う時は、改札機の交通系ICカードをタッチする場所ではなく、手前の読取機器にカードをかざします。　

ここから、参加しての気づきや注意点についてお話しします。

・クレジットカードを読取機器にタッチする時、クレジットカード番号が他者から見えないか不安になりました。（ちなみに息子の使っている定期入れは、カードナンバーや定期の名前部分を隠せるデザインになっています）

・決済の速さは、交通系ICカードの時より少し遅く感じました。福岡市地下鉄では決済された金額がすぐにわからないため、少し不安になりました。西日本鉄道では、降車駅で読取機器に丸印が表示された後、料金が表示されました。
・電子マネーに前もってチャージしなくてよいのは大変助かります。
・実証実験の機器が設置された対象駅は限られており（西日本鉄道では、福岡（天神）、薬院、大橋、二日市、太宰府、久留米、柳川）、タッチ決済を使いたくても使えないことがありました。
・タッチ決済に対応していないカードやスマホは使えません。　

実際に利用しないと気付かないこともあり、

良い経験になりました。タッチ決済が普及すると、カードに番号が書かれていないナンバーレスのクレジットカードが普及していくように思います。また、外国人旅行者が、日本独自のICカードを購入する必要がなくなるので、便利になるのではないでしょうか。