植森 宏昌(ファイナンシャルプランナー)- コラム「投資用マンションのトラブル」 - 専門家プロファイル

植森 宏昌
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ウエモリ ヒロマサ
( 大阪府 / ファイナンシャルプランナー )
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投資用マンションのトラブル

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投資 資産運用 2010-11-29 01:05
 
  投資用マンションに関する記事を見つけたのですが、確かに私のお客様にも言葉巧みに勧誘され困っておられる方も数名おられます。

実際、私にも数社ですが電話が架かってきます。それも、時間は関係なく夜遅くまで何回もです。そこまでされると逆に買う気が失せますし、反感させ覚えてしまいます。

今回の新聞記事を要約して記載しますと下記の内容となります。

「新人研修です。名刺交換してください」と街頭で声をかけられ、親切心で名刺を渡すと、投資用マンションの購入を勧める電話がかかってくる。こんな新たな手口の営業が相次いでいる。深夜までしつこい勧誘が続くケースもあり、国民生活センターで注意を呼び掛けている。その記事を書かれてる記者の方に「マンションに興味はありませんか」と職場に電話がかかってきたのは、東京・大手町のオフィス街で「新人研修中」の男性と名刺交換をした約2週間後だった。「あのときは助かりました。一度会ってお話をしたい」というので、待ち合わせ場所に行くと、男性のほかに上司も同席。上司は2千万円台の投資用マンションの勧誘を始めた。上司は「名刺交換で企業を選ぶ。大企業や公務員でないとローンの審査が難しい」と説明。「あなたは物件を持つ資格がある」と営業トークに力を込めた。名刺交換した男性はほとんど話さなかった。上司によると、30~40人と名刺交換し、アポイントに成功するのは1、2人。さらに、契約が成立するのはこのうち1割という。昔は飛び込み営業だったが職場のセキュリティーが厳しくなり、約3年前からこうした営業を始めた。名刺交換のノルマは「1日30枚」。アポイントを取れなかった名刺は破棄するという。JR東京駅前では女性からも声をかけられ、名刺交換した。女性は「名刺は私が保管する。営業電話をかける場合は名刺交換の際に許可を取る」と説明。しかし、「興味なし」と伝えていたのに約2週間後、女性から「気が変わったかもしれないと思って」と営業の電話がかかってきた。

国民生活センターによると、平成21年度のマンション勧誘をめぐる相談は過去最多の5355件で今年度はそれを上回るペースで増加中だという事です。このうち名刺交換から始まる投資用マンションのトラブルは5、8、9月に関東地方、7月には近畿地方で起きているとの事。

具体的な相談内容としては「展示会で『研修で名刺を100枚集めている。協力して』と声をかけられた。断ると『話を聞かずに断るのは失礼だ』と怒鳴られた」とか「名刺交換したら、上司と勤務先に来た。夕方から深夜までマンション購入を勧められた」など会社員からが中心。

この記事を読んでいて、私達も新人の頃は、契約が取れず夜遅くまで営業に行った経験があるだけに「名刺だけでも」と言われると当時の自分を思い出し可哀相になり、ついつい名刺を渡してしまいます。それに付け込むのは如何なものかと思いますし、真に良い物ならコソコソせず目的を告げて堂々と営業すれば良いと思いますね。

一時的には、その様な営業スタイルも成績が挙がるのかは知れませんが、長い目で見たら信頼されての紹介も出ませんし刈り取るだけの長続きはしない営業と言えます。永く働き、お客様から信頼を得たいのなら少し考えるべきかと思いますね。

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