専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
置く場所(実例)
-
経営
経営実践
2009-06-25 08:00
昨日からの続き、商品を置く場所についての考察です。
商品そのものの性質を変えないまま、置く場所だけを変える
方法についてももう少し具体的な例をあげてみます。
最近では喫茶店と本屋が合体しているようなケースがあるようです。
コーヒーを飲みながら買いたい本を選ぶ。
あるいは喫茶店のメニューに「今週のお薦め本」といったものを
載せて販売してしまう。
異なる商品を組み合わせる形で新しい事業が生まれています。
喫茶店でいえばイングリッシュカフェというのもあります。
単なる英会話教室ではなく飲み物や軽食を取りながら英語での
会話を楽しむことで勉強もしてもらうというコンセプトです。
山に落ちている葉っぱを拾って来て料亭に売っているという
村ぐるみでの活動も割と有名です。
山村では何の価値もないゴミのようなものが、場所を変えるだけで
立派な商品になるという非常に優れた例です。
大航海時代の貿易で基本とされていたものは
・別の場所の名産品(香辛料など)を持って来て高く売る
というものでした。
これは現代の経済でも同様です。
まだ自社の商品と同じようなものが持ち込まれていない市場に
自社商品を持っていくだけで物凄く売れる可能性があります。
ずらす方法についてもう少し考えてみます。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂きありがとうございます。
「経営」のコラム
嫌われ者の税金を理由にした保険の販売(2024/05/13 08:05)
法人経営者の保険加入について考える(2024/05/12 08:05)
NISAやiDeCoの方が運用方法として優秀な面が明確(2024/05/11 08:05)
基本は「いかに安く、保障をしっかりと確保するのか」で考える(2024/05/10 08:05)
生活環境の変化に対応する必要がある(2024/05/09 08:05)