予期せぬ出来事を受け止めるにも、その人の人柄が表れます。

いつもは紳士・淑女のごとく振る舞う人が、思わぬ出来事を前に、ヒステリックになったり、

この世の終わりのような「ため息」を漏らしたりして、立ち止まってしまう姿を見て、

こちらもがっかり、残念に思うことがあるのではないでしょうか？

人は、人からいろいろな刺激をいただきながら生きています。

お手本としていた生き方の人が、思わぬことでダメージを受ける姿を見たいと思わないほど、

打ちひしがれてしまうことがあるでしょう。

廻りも、一生懸命、元気を回復してもらうために、言葉をかけたりすることがあるかと思うのですが、

予期せぬことに出合った人は、慰められれば、慰められるほど、頑なになってしまう人もいるので、

なすすべなしということになることも多いようです。

人が試されるとするならば、予期せぬ出来事を前にした時でしょう。

そんな時、皆さんは、どんな力や強みを発揮できますか？

自己分析ができ、自分を受け入れている人は、比較的ダメージを受けずに、サーフィンのごとく、

上手く乗り越えていくことができるのですが、

自分が等身大に理解できていない人に限って、却って抵抗して、波に飲み込まれてしまうようです。

自分を等身大に受け入れるには、勇気と技術が必要です。

あなたには、その勇気と技術が備わっているかどうか、今一度、自分を分析してみてください。

極限状態の時、明日のビジョンが語れるかどうか。

もし、今がその極限状態ならば、誰かに、ビジョンを語ってみて下さい。

あなたの語るビジョンが伝わり、同じイメージが描いてもらえるのであれば、あなたには乗り越えるための

資質が備わっています。

等身大の自分を受け入れ、ビジョンに近づくために必要なスキルと思考を手に入れるために、

成長戦略を作ってくださいね。