竹内 和美
タケウチ カズミグループ
質問は的確に。相槌だけでも励ましになります
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東北太平洋沖地震において、被災された皆様の笑顔と感謝の言葉を報道を通して伺うたびに、
インタビューに答えられる方の人徳に、私が励まされています。
ところで、ぜひ、報道関係者の皆さんにお願いしたいのは、質問の仕方と、質問される方向についてです。
「何が辛いですか?」という質問は、現状を明らかにするためには必要かもしれません。
しかし、こういう極限の時を乗り越えるためには、皆の英知を集めることが大切なのです。
だから、「どんな工夫をして過ごしているのか?」という内容を引き出すような方向から質問をし、
「こんな工夫をしています」と話してもらうことによって、改めて、自分たちは前に向かっているんだという
ことを実感してもらって、前に動く力を引き出して頂けないでしょうか?
そしてまた、自分たちの工夫が他の人のためになるという手ごたえを得ることで、生きる力になることを
知ってほしいと思います。
お話しを聴かせていただく時、相槌が単調になります。「はい」「はい」「そうですね」だけでなく、
その人の言葉の中で、ここは強調したいのだろうなと思うことがあれば、その人の使った言葉を繰り返し最後を
疑問形にして質問にするようにすると、話す人は、自分の考えをまとめるのにとても役に立つのです。
質問と相槌は、傾聴の基本の基本です。
被災地に入ることができる皆さんに、ぜひ、実行していただきたいと切に願っています。
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