竹内 和美(研修講師)- コラム「お客様へのご挨拶を考える」 - 専門家プロファイル

竹内 和美
実践型研修で、結果が即・行動に現れます

竹内 和美

タケウチ カズミ
( 研修講師 )
株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
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お客様へのご挨拶を考える

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プロとして生きる! キャリアを磨こう 2011-01-28 21:54

非常に接客マナーに定評ある温泉旅館で、ゆっくり時間を過ごすことができました。

 お宿には、チェックインより90分も前に到着したのですが、お部屋が整いましたので・・と、ご案内下さる等、さすが!と思いながら、WEBサイトの皆さんの声は参考になるなぁと思いながら、短い休暇を楽しんでいました。

 ところで、あえて申し上げるなら・・・

 荷物を手に持たず、館内を歩いている時は、だれかれなく、すべての従業員の方に「いらっしゃいませ」とかまわれるのは、少々、気分が重くなることを感じました。どうも、マニュアルの匂いを感じ取ってしまうのです。

 従業員の方、お一人お一人は、一人のお客様への声かけでしょうが、かけられるお客様は一人や二人です。

 「また?」と思われている方も、実は多いのではないでしょうか?

 

 荷物が手にない

 浴衣掛けである、あるいは、スリッパ(館内履き)である

 などは、お客様からいただくヒントです。

 つまり、すでに御来館いただいて時間がたっているということです。

 それならば、「何かお手伝いが必要なことがありますか?」とか、

 「ゆっくりおくつろぎいただけておりますか?」など、

 お客様へのさりげない質問のような声掛けのほうが、良いのではないでしょうか?

 理由は、

 1.尋ねたいことがあっても、なかなか、日本人は声を出さないという性質

 

2.WEBを通さない、ダイレクトなマーケティングの機会となる

 

3.さりげない売り込み(営業の)チャンスとする

 

等のためです。

 

地方で一番元気なお宿と、タクシーの運転手さんに教えていただきました。

 地域が元気でなければ、温泉宿はたちまち、苦しい環境に置かれてしまいます。

 地域社会への貢献もできるとならば、お客様へのお声掛けも、自然と工夫ができるのではないでしょうか?

 接客業の楽しみは、お客様とのご縁や絆をしっかり作り込んでいくことです。

 考えて、自分なりの接遇が楽しめるように、工夫をしてみましょう。

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