竹内 和美
タケウチ カズミグループ
お客様へのご挨拶を考える
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非常に接客マナーに定評ある温泉旅館で、ゆっくり時間を過ごすことができました。
お宿には、チェックインより90分も前に到着したのですが、お部屋が整いましたので・・と、ご案内下さる等、さすが!と思いながら、WEBサイトの皆さんの声は参考になるなぁと思いながら、短い休暇を楽しんでいました。
ところで、あえて申し上げるなら・・・
荷物を手に持たず、館内を歩いている時は、だれかれなく、すべての従業員の方に「いらっしゃいませ」とかまわれるのは、少々、気分が重くなることを感じました。どうも、マニュアルの匂いを感じ取ってしまうのです。
従業員の方、お一人お一人は、一人のお客様への声かけでしょうが、かけられるお客様は一人や二人です。
「また?」と思われている方も、実は多いのではないでしょうか?
荷物が手にない
浴衣掛けである、あるいは、スリッパ(館内履き)である
などは、お客様からいただくヒントです。
つまり、すでに御来館いただいて時間がたっているということです。
それならば、「何かお手伝いが必要なことがありますか?」とか、
「ゆっくりおくつろぎいただけておりますか?」など、
お客様へのさりげない質問のような声掛けのほうが、良いのではないでしょうか?
理由は、
1.尋ねたいことがあっても、なかなか、日本人は声を出さないという性質
2.WEBを通さない、ダイレクトなマーケティングの機会となる
3.さりげない売り込み(営業の)チャンスとする
等のためです。
地方で一番元気なお宿と、タクシーの運転手さんに教えていただきました。
地域が元気でなければ、温泉宿はたちまち、苦しい環境に置かれてしまいます。
地域社会への貢献もできるとならば、お客様へのお声掛けも、自然と工夫ができるのではないでしょうか?
接客業の楽しみは、お客様とのご縁や絆をしっかり作り込んでいくことです。
考えて、自分なりの接遇が楽しめるように、工夫をしてみましょう。
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