小木野 貴光
オギノ タカミツ北欧、住まいの特徴とは?(5)家の中に居場所・座る場所がたくさんある!
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居場所がたくさんある住まい
北欧の住宅を見ていると、居場所がたくさんあります。
先日、3世代5人の家族で住んでいる友人と話していたところ、5人にしては家が狭く居心地が悪い、居場所が無いと嘆かれました。
私たちの住まいでの居場所が以外に少ない。
リビングのソファもしくは居間のちゃぶ台の前だけという方も多いです。
居場所が複数あり、好きな居場所を選択できるというのは、心の余裕につながり生活の豊かさに直結します。
北欧の住宅では、ソファがあり、窓際にベンチがあり、小窓から外がみえる素敵なダイニングテーブルがある。
ちょっとしたワークスペースがあったり、屋外に休めるベンチもある。
居場所だらけです。
広い住まいだから出来ると思いがちですが、紹介している写真は、決して大きな家ばかりではありません。
小さな家でも、収納家具と一体になったベンチをつくることで、小さなスペースに効果的に居場所をつくっています。
リノベーション設計をした都心の狭小住宅でも、収納と一緒に、作り付けのソファーをつくりました。
上部には棚をつくり、ソファの箱の中もモノが入るようにし、古い狭小住宅にそれまで無かった居場所をつくりました。
快適な居場所が複数あるコト、これも北欧の住まいの特徴のひとつです。
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