小木野 貴光(建築家)- コラム「実は明るくできる、北側の窓のつけかた。高さは、形は?」 - 専門家プロファイル

小木野 貴光
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現

小木野 貴光

オギノ タカミツ
( 東京都 / 建築家 )
株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
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実は明るくできる、北側の窓のつけかた。高さは、形は?

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家の間取り 2018-03-29 23:00

「photo by 森の中の老人ホーム」

以前にも北側窓から入ってくる光の美しさを、お話したことがありました。

西日をうまく取り入れる為、光の驚くほど繰り返し反射する性質を利用しましたが、北側窓の場合、そのまま、反射を繰り返した光が、家の中に入ってきます。

太陽の光は、大気圏に侵入します。

大気・空気には実は無数のチリが浮遊している。

光にとっては雲もチリの一種。

そのチリに、何度も反射を繰り返しながら、光は地上に降りてきます。

ですから、光は直射日光だけでなく、反射をして北側の窓からも入ってきます。

特に少し雲のある日は、反射の量が増えますので、北側の窓からは反射でやさしくなった多くの光が、入ってきます。



北側窓から光を効果的に取り入れる工夫が、ひとつ。

窓を高い位置につけることです。

高い位置につける窓は、ハイサイドライトと言い、高い位置から光が入りますから、部屋の奥にまで光が届く為、空から降っておりてくる北側の光には、最適な窓の位置。



逆に南側の高い位置に余りの大きな窓をつけると、光が入り過ぎて。。。温室状態になります。



窓の位置と形を変えるだけでも、快適な住まいになります。

「株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所」

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