大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「高校留学生SNS投稿によりカナダから強制退去 - カナダを知らずに留学した結果」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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高校留学生SNS投稿によりカナダから強制退去 - カナダを知らずに留学した結果

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留学 大学・高校正規留学 2021-09-29 07:02

カナダ高校留学に子どもを送り出す親、そして当人の高校生が、実はカナダの社会も、教育制度も、そして常識も、何も知らないまま大きな落とし穴にはまるトラブルが長年続いています。

特に、SNSが普通に使われ、日本人留学生仲間間でSNS上にポストされた内容が「強制帰国」という結果を巻き起こすケースが増えていることを知っておいて下さい。

 

なぜ、カナダ高校留学を希望した段階で、親も子どももカナダの事をもっと知ろうとしないのでしょうか。

どう考えても納得のいかない不思議現象です。

また、ここ10年くらいの流行りでしょうか、私立高校が生徒集めの餌として「1年間のカナダ体験」を大きく謳っていますが、送り出す高校自体もカナダの事は何も知らないのではないかと疑いを持っています。

カナダ社会、カナダの大人たちの持つ常識を十分説明もせずに、多くの生徒をどどっと送り出す無責任な学校に怒りさえ感じます。

 

そして、親と本人の高校生のみなさん。

カナダは日本と同じ国ではないですよ、同じ考えを共有する国ではないですよ。

それを理解していないと、あっと言う間に転落します、下記の実例のように。

 

ここ10年程度で目撃し、また実際に関与した、SNS問題でのトラブルケースを提示します。

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1.SNSに「ホストの犬に殺意を持った」と書いた高校生

 

自分のバッグの中身を犬が引っ張り出したことに腹を立て、日本人留学生仲間とのSNSに「ホストの犬に殺意を持った」と投稿。

学校、教育委員会、ホストが知り、退学措置を受ける直前に学期半ばで帰国。

地元警察の専門家に判断を仰ぎ、本人の将来のため強制退去になる前に自発的な帰国を勧めた例。

 

この生徒はもともと、留学中もSNSに費やす時間の方が学校の勉強時間より多く、ホストからも常々注意を受けていた結果の行動。

卒業目的であったが、8ヶ月で帰国。

  

2.ホスト夫婦の揉め事に口をはさみ、その揉め事をSNSで広め、挙げ句の果に「ホストファーザーの顔をパンチしたい」と書き込み。

 

教育長の怒りを買い、ホストファミリーからも退去させられたが、無理やり頼み込んだ地元の宗教関係者のところにステイし居座り。

その後も他人を中傷するSNS投稿を続け、孤立し、学校を去った。

留学期間10ヶ月。

  

3.キリスト教系私立高校に留学。 ホームシックになり「死にたい」と友達にSNS。

 

「死にたい」「自殺」などを口にする未成年は、カナダでは深刻なケースとみなされ、親元に戻すことになる。

親のいない外国のカナダで高校生活を続けることは、本人にもマイナス。 周りにも多大な迷惑をかける行動。

 

「死にたい」を口にした直後、日本の親がカナダに呼び出され、ホストからも即退去(ホスト側は面倒を見る事不能と判断)。

学校からも退学通告。 そして帰国。 留学期間2ヶ月。

  

4.日本の私立高校からの1年体験でカナダに来たが、「自殺」を示唆する言葉を使った。(SNSを使ったかどうかは不明。)

 

ホスト、学校の知るところとなり、日本の高校を通じて退学通告。

その後帰国。 留学10ヶ月。

  

5.同じ時に同じ学区に留学した日本人高校生とのSNSにで不適切な言葉を使ったと非難されたケース。

 

学校でもホスト宅でも同じ言動があったと言われ、学校の規則を守らなかった留学生として退学通告。

強制退去。 留学2ヶ月足らず。

  

6.友達とのSNSで軽い冗談として「自殺」という言葉を使う。

 

「自殺」をほのめかすSNSを投稿し、強制退去勧告。

本人は日本でも普通に使う言葉で単なる冗談との認識だったが、カナダ側は即帰国を決定。

精神的に不安定な留学生は本国に帰るべきが、カナダ側の主張です。

 

 

ここに書いたケースはほんの一部ですが、SNSに関しては酷い例が段々増えていることを認識して下さい。

また、実際に退学にならなかった場合でも、余りにも「甘く」「幼い」日本からの高校留学生の現状から、今後ますますこの問題は増大していると予測しています。

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精神的に不安定な外国人未成年の面倒を見る責任はカナダにはありません。

母国の親元にいるべきだというのは当然の考えです。

帰国させられるのは当たり前です。

 

なぜ、日本からの高校留学生はそんな簡単なことも知らず行動をするのか、もともと留学するに十分な精神的強さに欠けていたと思わざるを得ません。

カナダを舐めてた、いや外国で暮らすということの認識が稚すぎたということでしょうね。

「日本では大丈夫だった。」は外国のカナダでは通用しません。

 

高校留学とは、それほど難しく、ひとつ足を踏み外すと将来にも傷を残すトラウマにあっという間に変わってしまうということをよ〜〜く理解して下さい。

 

日本の私立高校も無責任にただ送り出す短期プログラムには、そろそ限界を悟るべきだと強く思います。

 

カナダをよく知ってから、カナダにいらっしゃい!

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