大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「クリティカルシンキング必須のカナダ高校English10」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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クリティカルシンキング必須のカナダ高校English10

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留学 大学・高校正規留学 2019-07-31 06:50

カナダ高校留学中、また留学準備中の日本人高校生のためのお助けコース [English10 for Japanese Students]開講後そろそろ2ヶ月になります。

 

留学中でEN10を履修前の生徒には真剣味が溢れます。

今までには出会ったこともない内容とレベルに後ずさりしそうな生徒たちを励ましながら、少しづつカナダのGrade10に届け!と指導しています。

 

留学前の生徒はESL/ELLなどのレベルの低い留学生をごった煮状態でおいておくクラスを取らず、留学後すぐにEnglish10履修を認めてもらえるようにと特訓に余念がありません。

やはり、想像を絶するほど日本と異なるレベル・内容に恐れまでも感じながらも、ひとつひとつ階段を上がるように頑張っています。

 

また、こんな目的のためにEN10を試している生徒もいます。

カナダ高校留学を希望、エージェントからは「良い話」しか聞けないので「そんなわけないでしょう?」と決めかねていたところに[English10 for Japanese Students]に遭遇。

カナダの本当のレベルを親子で体験するいいチャンス!と受講しています。

ゆっくりでも、つまづきながらも進めていける能力があれば前向きな留学も可能だと激励しながらの忍耐のいる指導ですが、たくさんの才能をみつける楽しみも大きいですね。

 

つい最近、とうとうLesson 9まで到達した生徒が出ました!

素晴らしい。

Lesson 8, 9 はカナダのEnglish授業常連のShakespeareです。

先生により選ぶ教材はそれぞれですが、結構人気の”Romeo and Juliet”をこのコースでは使っています。

 

Lesson 8では日本の高校生には馴染みのないShakespeareについての基礎知識を養う練習から。

カナダではGrade9までに終えていることですが、実際のShakespeareを読むためには必須の知識です。

 

Lesson 9ではいよいよ”Romeo and Juliet”に挑戦。

カナダの学校ではOld Englishで読んでいく難解教材ですが、このコースでは希望者には全編、とにかくどんなことを授業でやるのかの予行演習をしたい受講生にはPlot Overviewを読み、ワークをこなしてもらいます。

受講生たちがどんな進み方をするのか期待しているところです。

 

そして、最後のStory readingでは定番の”Kill a Mocking Bird”を扱いますが、あるアルバータ州の高校English10の先生が生徒に送ったメッセージを発見しました。

これが正にカナダの高校Englishに高い成績でパス出来る条件、言い換えれば「カナダ高校留学」するに値する能力であると思い、ここに引用しておきます。

 

“English 10-1 is a course which will challenge not only your ability to read carefully for subtle but universal ideas, but also to think critically and write about them in a thoughtful or insightful manner. In order to demonstrate these skills, most assignments will require lengthy responses in which you develop your ideas, and support them precisely by referring to the novel. Questions and answers about plot is part of what we do, but it is not what we focus on in our responses. Our mission is to dig beneath the surface to find the richness that the author has layered beneath the literal. When we can understand the relevance of the literature, we learn about ourselves and indeed, humanity.”

 

「English10は、普遍的であるが捉えにくいアイディアを注意深く読む能力に挑戦するだけでなく、クリティカルシンキング思考法を使いそれらアイディアを深い洞察力で表現していく能力を試すコースです。

 

自分にこれらスキルがあると証明するためには、次の4点が最重要

1)ほとんどの宿題は自分自身のアイディアを発展させる込み入った長い答えが必要である

2)自分のアイディアを、読んだストーリーなどに基づき正確に論証できる

3)ストーリーを表面的に読むのではなく、書かれていること、使われている修辞法の下にある著者の豊かな感性を表に引来出す能力

4)ストーリーなどのReadingと自分の体験・観察との関連性を理解して初めて、自分自身が誰であるのか、人間とは何なのかの理解に到達する目的意識」

 

これらすべてを凝縮したのが [English10 for Japanese Students]です。

日本の高校生がひ〜ひ〜言いながら取り組んでいるわけがよくわかりますね。

 

ここまで深いのがカナダ高校のレベルです。

よく認識した上で「高校留学」を考えて下さい。

 

頑張っている生徒の話に戻ります。

Lesson 9まで来た生徒がいかに素晴らしいかおわかりでしょうか。

こんな能力を持った日本の高校生もいることを、非常に嬉しく思います。

相棒のRobert McMillanと共に、全力で応援したいと思っています。

 

実力を試してみたい日本の高校生のみなさん。

非常に深くやりがいのあるコースです。

留学に関係なくても、将来への大きな指針となるかも知れませんよ。

 

ご希望の方はまずはLesson OneのFree Trialから!

 

[UX English 日本人生徒のためのカナダからのオンライン英語学習サイト]

 

 

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