大澤 眞知子
オオサワ マチコグループ
カナダ高校留学するにはどの学区がベスト?
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30年近く目の当たりに目撃して来た「カナダ高校留学」。
ご相談時に一番多く聞かれる質問です。
「どこのSchool Districtのどこの学校がベストですか?」
留学生自身の能力・適正・目的により、全く異なる答えになります。
ですが、余りにも多いご質問に対処するために考えたのが今回のサーベイ調査です。
親の心配を少しでも楽に出来れば幸いです。
カナダ全域で現在123の学区が参入している「高校留学ビジネス」。
「最初から排除すべき学区」情報があれば、選択は少しは簡単になるはず、と。
また、リベート狙いのエージェントが勧めるのは契約関係にある学区のみですので、排除理由のある学区を勧められた場合にも情報をもとに質問出来るのは強みだと感じます。
そのサーベイ調査の最終分析をわかりやすくInfographicsを用いた形にまとめました。
サーベイの進展についてはコラムでもシリーズでご紹介しておりますが、最終報告はより客観的に数字とグラフを用い、読者自身の判断が容易に出来る形式にしております。
ご希望の方にはリンクをご案内致します。
今回のサーベイは、こちらからの質問メールに各学区留学プログラム責任者が回答を寄せてくれたものです。
直接訪問し、観察し、質問した回答ではありませんので、どこまで信頼出来る回答であるかには疑問が残ります。
その点に気をつけて分析結果をご覧になることをお願いいたします。
ただ、返信をいただいた学区はすべて日本人高校生への関心が高く、回答内容も非常に丁寧なものでした。
無返信・拒否・自動返信のみの学区などとは比べようもない質の高さを感じたことを記しておきます。
高校留学生を狙い、どの地区も「美しい自然」「高い教育レベル」「フレンドリーな人達」をセールスポイントにあげ、セール担当者は外国での留学フェアで留学生獲得に一生懸命です。
エージェントを囲い込み、出来るだけ多くの日本人高校生を獲得しようと、学区サイトでは魅力的なリベート契約を提供しています。
正直、カナダはどこに行っても「美しい自然」「高い教育レベル」「フレンドリーな人達」の国ですので、数の限られた日本人高校生市場に同じ商品を売り込んでいるのがSchool Districtの留学生勧誘セールスです。
今回のサーベイで、その同じ商品である「カナダ高校留学プログラム」の詳細をお聞きするに従い、それぞれの学区のユニークさも浮き彫りになって来たと感じています。
それらユニークな特徴をみていただけるのが公表する分析結果となります。
もちろん、「高い授業料を払って行くのですから、ここは止めといた方が。。。」という情報も大いにご活用下さい。
「カナダ高校留学の実態」サーベイ最終分析結果をご希望の方はこちらまでメールでご連絡下さい。
メールにはお名前、ご住所、希望理由を具体的にお書き下さるようお願いいたします。
また、公開は「カナダ高校留学希望」「カナダ高校留学準備中」「カナダ高校留学中」の方に限らせていただきますのでご了承下さい。
回答をいただいた善意の学区の情報が、他の目的で利用されることのないよう配慮したいと思います。
Thank you.
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