大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「カナダ・アルバータ州・エドモントンの留学事情」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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カナダ・アルバータ州・エドモントンの留学事情

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留学 大学・高校正規留学 2019-01-25 04:43

カナダは州ごとに、また州内の都市ごとに、いやいや田舎の小さな町も町ごとに、時には違う国ではないかと思うほど雰囲気も、歩いている人の顔つきも異なります。

以前10年住んだバンクーバー郊外と、現在居住しているアルバータ州とでは外国と言っていいほど違う気がします。

 

カナダにベースを移して以来、最初の1年ちょっとは地平線のど真ん中、人間の顔をほとんど見ないすごい自然の真っ只中を堪能。

現在は、さすがに都会も人も見なくちゃ!と寒い寒い北の州都エドモントン在住です。

 

エドモントンは、さすが緯度54度の北の果て。 いくら都会と言っても、世界からは少々隔離された気分は否めません。

落ち着いた雰囲気で、こじんまりとした住みやすい街ですが、冬の長さと寒さは日本人留学生にはキツイだろうなと。

University of Albertaを擁するこのエドモントンが、どの程度外の世界に目を向けているのかの調査も兼ねて住んでみたのですが。。。

 

以外や以外。

結構内向きで、偏見のようなものが見えて来ました。

(エドモントン全般についてではなく、日本から来る未成年の留学生への環境という立場からの印象です。)

 

1.University of Alberta

 

大学に在籍する外国人留学生の割合がカナダ全土と比べ極端に低いです。

地元の新聞社が「なぜもっと積極的に留学生を勧誘しないのか」と取材をしたところ、「地元学生優先だから。。。」のような曖昧な返答をしています。

比較的安い学費にひかれ、途上国からの学生がやって来ることがあるようですが、それも学生同士の口コミでアルバータ大学を知ったということです。

大学自体は「留学生?」と宣伝への興味は余りなさそうです。

というより、「うちはこんなにいい大学なんだから、自分で探して来たら?」態度が感じられました。

 

International Student 部門は、広大な大学のキャンパスではなく、ダウンタウンのビルの一部にあり、ちょっと見は巷の語学学校の印象です。

担当者も、「日本の提携大学からの短期プログラム」に集中するのが仕事のようでした。

たまたまた訪ねた日には日本の某私立大学から10名ほどの女学生が来ており、短期プログラム開始日だとか。

「ここだけの話、日本の大学生の英語レベルがかなり低いので、従来のESLでは無理。 それで短期プログラム用に簡単なコースを用意するんだよ。」と話してくれたのにも驚きました。

能力が高く、英語力もあり、正式にアルバータ大学入学を目指す日本人生徒の話をすると「えっ!?日本人にそんな学生いるの?」のように、真顔で驚かれたのも「あらら。。」でしたね。

 

高い学習能力・英語能力があり、何を勉強したいのかの目標を明確に持ち、自分で全部決められる動機を持った人なら、アルバータ大学は面白い選択だと思います。

A.I. 部門には世界的に有名な教授がいますしね。

そして!学費と税金、生活費が(他の都市、大学に比べると)安いです。

 

しかし、まだESLレベルの日本人学生には適していないと感じました。

 

2.Edmonton School District - International Student Program

 

エドモントン市の公立高校に留学生を受け入れる部門です。

訪問しようかなと思いつつ、まずはホームページ参照。

「わ! 冷たい! 偉そう!」が印象です。

 

一応は情報らしきものは並べてあるのですが、カナダ中の他の留学生プログラムサイトと比べても「何か勘違いしているかも」と思えるほど上から目線のサイトです。

「ここは素晴らしい学区ですからね。 来たいなら来ていいけど。」そんな裏の声が聞こえるような文言が並んでいます。

提供するサービスがほとんどないにも関わらず、エドモントン側から要求するルールがわんさか。

ホームステイさえも自前で面倒を見ず、業者に丸投げ。

丸投げのくせに、未成年留学生のビザ取得に必要なCustodianはお抱えのホームステイ団体から選ぶこと(有料)と厳格に指定しています。

ほとんどの学区がCustodian を無料で提供しているのとを考えると「悪どい」という形容詞が頭に浮かんでしまいました。

内部での裏取引を、留学生への規則とすり替えているような嫌な気分です。

 

カナダ全土の63のSchool Districtへ「日本人留学生の扱い」について質問メールを一斉送信したのが1月9日。

この学区からの返信は返って来ていません。

 

エドモントンはアルバータ州の州都ですが、商業・経済の中心はカルガリー。

ただ、政府機関はエドモントンに集中している関係上、「政府の役人態度」が街に染み込んでいる気がします。

ここの留学生プログラムも同じ態度なのかも。

「来たいからそれなりの手続きをすべて間違いなく踏み、自分から頼んで来なさい。」と。

お役所仕事のようです。

 

そのうち一度担当者の顔を見に行って来ます。

 

 

3.「冷たい! 偉そう!」はエドモントン市職員にも

 

CBCニュースの報道(Jan.24)です。

エドモントン市職員の職場環境は良くないそうです。

 

上司にいじめを受けたり、嫌がらせをされたりの数がかなりに上るとか。

One in five City of Edmonton employees said they felt they were harassed, bullied or discriminated against.

なんと、エドモントン市職員の5人に1人が嫌がらせやイジメを受けたと感じているとか。

また、最近は職員間のイジメ、嫌がらせへの相談が増えているそうです。

 

5人に1人は多いですね。

 

University of Alberta の留学生への無関心も、Edmonton 学区の留学生プログラムの妙に偉そうなサイトも、市の職場環境の悪さもすべて繋がっている気がします、残念ながら。

  

遊びに来るのは最高のエドモントン。

特に春から夏にかけてのお祭り騒ぎは見ものです。

周りの自然も見事なまでに綺麗です。

ただ住んでいるだけなら「良い街」なのかもと思います。

 

しかし、留学には、特に高校留学には二の足を踏みますね。

「おもてなし」を理解してもらうための特訓から始める必要があるようです。

 

 

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