大塚 嘉一
オオツカ ヨシカズ平成30年〇〇警察署鏡開きの挨拶
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少年柔剣道保護者会会長の大塚です。新年あけましておめでとうございます。
まずもって、先生方、署長はじめ署員の方々、そして地域の皆様に改めて感謝申し上げます。地域が安全であり、子供たちがすくすくと育っているのも、皆様方の日々のお働きのおかげであります。本当にありがとうございます。
さて、皆さん、皆さんは柔道や剣道が大好きな子ばかりだと思いますが、剣道や柔道をやっていて、いいことってなんでしょうか。私は二つあると思います。
一つ。体が丈夫になること、強くなること。
二つ。一つ目と同じくらい重要で、ある意味ではそれ以上重要なことです。それは、精神的にも強くなること。すなわち胆力を養えることです。
危機に見舞われたときに、その危機に気づかないでのほほんとしていたり、どうしようどうしようと右往左往したり、あるいはこそこそと逃げ出すようでは、健康で丈夫な体になったことの意味がありません。危機には、逃げずに、毅然と立ち向かう、それが胆力というものです。
日本の国土は、自然の恵みが豊かである反面、地震や台風や火山の噴火などの災害も多かったのです。それに日本は小さな国で、大国とどう関わるかが、重要でした。また、人間の活動が活発になれば、事故が起きた時の被害も甚大です。私達のご先祖は、それらから逃げずに、戦い、生き延びてきたのです。その胆力を、養うのに、武道はまったく、有効適切です。柔道や剣道は、ご先祖が我々にくれたプレゼントのうちの最も重要なものの一つであると、私は思います。今年も、先生方の言うことを、よく聞いて、一生懸命に稽古に励んでください。
最後に、保護者の皆様には、いつもご支援いただきまして、ありがとうございます。とくに、今日のお汁粉のために、朝早くからまた前々から準備していただいた係の方々、ありがとうございました。私は、子供は未来社会からの預かりものと考えております。愛情をいっぱい注がれた子供たちは、我々大人がくたばったあとも、元気で社会を運営しているものと思います。私達の働きは、五年後、十年後、五十年後に花を咲かせるものと信じております。
以上です。
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