堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「男の操1 励ましてあげたいけど、何と言ってあげれば良いのかわからない」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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ホリエ ケンイチ
( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
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男の操1 励ましてあげたいけど、何と言ってあげれば良いのかわからない

- good

恋愛心理 自己受容 2018-06-21 09:43

男の操
昔「女の操」と言う演歌が大ヒットしたことがあります。
このNHKのドラマは病死した妻に男の操を貫いて、亡くなってからも他の女性にはわき目も振らず、愛し続けようとする
「紅白歌合戦」出場を目指して奮闘するある演歌歌手のおかしくも切ない物語です。

主演は個性派ブサイク俳優(ごめんなさい笑)浜野謙太さんです。いるだけでユーモラスです。
浜野さんは、ベテラン演歌歌手なのですが、歌に恵まれないのか、容姿のせいなのかなかなか売れず、地方での宣伝活動が主な仕事です。
死期を悟っていた奥さんは、病院で浜野さんを励ますためのビデオを何本も撮り貯めてメッセージを残していました。
浜野さんと、お父さんを応援するまだ幼い娘さんは、心がくじけそうになるとそのビデオを観ては明日の活力を養っているのでした。

住んでいるアパートの隣に、本ドラマのヒロインである川栄李奈さんが引っ越してきて挨拶に訪れます。
そんなある日、浜野さんが買い物の途中で雨宿りしていて、ふと隣を見ると、泣きながらやはり雨宿りしている川栄さんと遭遇します。
「どうしたの?」と聞くと、川栄さんは余程心細かったのか、まだ知り合いとも言えない浜田さんに泣いている理由を話します。
田舎の実家の母親から、無理やり縁談話を受けるように言われ、嫌で家を出て上京してきたこと。
でも仕事も無く、今日も面接に落ちてしまったこと。

それを聞いた浜野さんは人一倍人情家ですから慰めてあげたいと思います。
 

でも、女性の事なんか奥さんの事しか知りません。
慰めの言葉を知らないのです。
でもそれを聞いた浜野さんは
「オレ、君を励ましてあげたいんだけど、何と言って励ましてあげたら良いのか全然わからないよ!
でも心から励ましたい。応援しているよ!」と。


それを聞いた川栄さんはその不器用ながらも真心のこもった言葉に思わずクスッと笑ってしまうのでした。
そして川栄さんは、全然売れていない浜野さんの最初で最強のファンとして応援団長となり、
娘さんと共に浜野さんをサポートしていくことになるのです。

連続ドラマですから、色々グッとっくるシーンは多いのですが、何と言ってもこの最初の方のシーンはとても私には印象に残りました。

人が困ったり、悲しんでいたりした時に、励ましてあげたいと思うことは誰にでもあることでしょう。
でも何と言って励ましてあげたらよいのかわからないこともあります。
私もあります。
大抵「がんばれ!」としか思いつかず、そう言ってしまったりするものではないでしょうか?


特にドラマなどで人を励ますセリフとして、直球で「何と言って励ましてあげたらいいかわからない!」と言うシーンは、私の記憶ではありません。
だからなんかスゲーなと思いました。


カウンセリングでもこのような「何と言ってあげたら良いのかわからない」場面は多くあるものです。
特に相手が辛いのはわかるけれど、辛そうであればある程その人の事をまだ良くわかっていないのに表面的に励ますつもりで
「がんばれ!」みたいなことを言ってしまうのはとても不誠実なことであるように感じてしまうのです。


同じような意味で、本当は相手がどんな風に辛いのかをちゃんとわかっていないのに「わかるよ~」と
共感してしまうのもどこかウソのように思ってしまいます。


初心のころは「でも何か言ってあげなくちゃ」と焦る気持ちが強くて、自分も苦しくなっていました。
今でも「うんうん」とうなずくことしか出来なかったりすることもありますが、話をよくよ~く聞いているうちに、

本当にどれほど辛いのかがわかってきて、

心からの励ましの言葉やアドバイスを言えたりすることがあるものです。

まるで自分の事の様に思えるのです。


客観的に第三者として「どうしたら良いか」などのアドバイスをする方が楽だったりするのですが、

本当に共感できた時はクライアントさんと心が通じたような気がして、

話の内容自体は辛い内容なのですが、二人の間になんとも言えないジ~ンとする空気が流れます。

そんな時ほど余計な言葉なんていらないこともあるものだと思います。


私が聞いてもらう立場側でも、相手に「わかってもらえた」と感じられたら、とても救われた気持ちになるものです。

ですから、相手の事を共感できるまで、本当に理解できるまでお話しを聞く事を大切に思います。

 

 



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