堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「結婚相手を選ぶ時は、「感情」と「理性」のバランスが大切」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります

堀江 健一

ホリエ ケンイチ
( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
Q&A回答への評価:
4.6/43件
お客様の声: 15件
サービス:8件
Q&A:118件
コラム:220件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
070-6640-7990
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

結婚相手を選ぶ時は、「感情」と「理性」のバランスが大切

- good

恋愛心理 自己受容 2014-02-20 13:21

 前回、例えば自分に「やりたくない」と言う感情があっても、自分でそれが意識できないことがあると言う話をしました。

そうすると、感情を置き去りにして、「とにかく、やらなければならない事は、やるべき」と言う理性的な判断だけで、行動するような事態になってしまうと。

 

実は、その逆の事も起こってきます。「やりたい」と言う気持ちがあっても、理性的に「それはやるべきではない」と言う理性が強く働いてしまって、

好きな事さえやれなくなってしまう

事があります。

 

例えば、洋服を1着買うにしても、「無駄使いはいけない」「着飾ることに、何の意味があるのか?」「仕事と家の往復だけなのだから、スーツだけがあれば良い」「買ったって、どこに着て行くのか」と言うような、理屈だけで考えてしまって、新しい服に袖を通す時の喜びを、排除してしまっている方もおられます。

もちろん、それがその方のポリシーであれば、人がとやかく言う事ではありません。

しかし、自分の欲求が湧いてこない様な状態になっては、問題です。

 

問題は、自分の中で、「やりたい」とか「やりたくない」とか「あれが食べたい」「これが好き」「これは嫌い」という感情などが、出てこなくなってしまうことです。

部分的に感情が出て来ない方もおられますが、大体において、全体的な喜怒哀楽という感情が鈍磨してしまう事になります。「喜びも」「悲しみも」です。

 

「将来、結婚したい」と思われる方も多いでしょう。

でもその「結婚したい」と言う動機は、感情的なものでしょうか?

それとも理屈から来ているものでしょうか?

「結婚は、するのが当たり前だから」「勝ち組と思われたいから」「親を安心させたいから」「将来的に生活を安定させたいから」といった事を良くお聞きします。動機としては、かなり理屈(頭で考えている理性)から来ている部分ではないかと思います。

恋愛と結婚は別だから、分けて考えるべき、ということも良く言われます。

私もその通りだと思います。しかし、もし理屈だけで考えてしまって、感情的な「好き」とか「一緒にいたい」というようなものを感じていなかったら、どうやってその相手を「結婚相手として選ぶ」のでしょう?単に「年収が良い」「次男だから」「背が高いから」と言った外的な条件に見合ってさえいたら良い事になってしまいます。そうした条件ももちろん必要だとは思います。

 

ところが、婚活パーティーなどで、そんな条件がある程度見合っていた人がいたとしても、大抵の人は言います。

「良い人がいなかった・・・」と。

 

あなたが思う「良い人」とはなんでしょう?きっと外的・物理的な条件の事だけではないはずです。

 

私が思うに、それはフィーリングと言った様な「感情面」に響くような人を、「良い人」と言っているのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

 

自分でも「わたしはこんな人が好き」と自覚されていて、そんな人と出会った時に「あぁこの人、好きだなぁ」と思える方は、きっといつかそんな人と出会えるのではないかと思います。

しかし、もしあなたが、「好きだ」と感じる感情が、鈍磨してしまっていたらどうなるでしょう?

どんなに「良い人」が目の前に現れても、あなたが「好きだ」「なんか良い」と感じなければ、何も始まらないでしょう。相手の方が積極的な人だったら、ラッキーですが。

 

自分で、自分の感情が鈍磨してしまっているかどうか、はなかなかわからないかも知れません。なにしろ、感じなくなっているのですから・・・。

 

カウンセリングをしていると、そうした方が、実際多いものです。

少し自分を振り返って見て、ご自分の感情面がどうなっているか?見つめてご覧になってみて下さい。

感情面の「再開発」をする必要が、あるかも知れません。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム