堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「自分の人生を歩む上で必要な、自己受容とは?」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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ホリエ ケンイチ
( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
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自分の人生を歩む上で必要な、自己受容とは?

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恋愛心理 自己受容 2014-01-22 11:33

私がご相談を受ける方の心理的な背景には様々な事があります。そんな中、特に重要な要素として着目している性格傾向があります。

それは、「自己受容」が出来ておられるか、おられないかと言う点です。

自己受容というのは、ありのままの自分を受け入れ、長所も短所もあるけれど、大体に於いて今の自分で良い、と思えている心の状態のことです。それが無い、あまりそう思っていないということは、つまり「今の自分に自信が無い」とか「自分のことが好きではない」と思っている状態と言うことになります。

 

そうした自己受容が低い状態の方は、えてして他人に相談する事にも抵抗が強く、ましてやカウンセリングを受けてみたいと思われたとしても、実際に受けて見るには相当な勇気を必要とする様です。

なにしろご自分の内面や外面に自信が無く、短所ばかりだと思い込まれていらっしゃるので、人前でそれを晒すことがとても“怖い”と思われており、なるべく自分を“隠そう”“平気なふりをしよう”としてしまわれる傾向が強くなってしまうからです。

これを専門的には「防衛機制」が強い状態と言い、特に実際の自分の心の状態と反対の態度を取る事を「反動形成」と呼んでいます。一見、根拠もなく自信たっぷりに見える方の中にも、そうした自信の無さの裏返しであったりする方もいらっしゃり、周りからみると、「自信家」でうらやましい、とさえ思われていたりします。

 

そして自分に、「極端に自信がなくなっていらっしゃる」ので、他人のちょっとした一言や、自分に対するアドバイスなどにもビクビクしてしまい、過剰に批判的に聞こえてしまう事が多くなってしまいます。

 

例えば私が、その方に「傷つくのが怖いのではありませんか?」とお尋ねしたとすると、その方にとっては「あなたが弱いからダメなんですよ」と言われてしまったように受け取られて、実際傷つかれてしまい、信頼関係が崩れてしまうことがあったり、「それはお辛いでしょう」と共感しても、「いえ別に私は平気です」と心を隠してしまわれてしまったりします。

 

私がまずこのコラムでお伝えしたいのは、人に相談したり「自分の弱点をさらす」のは怖いことだと思いますが、そうしたお気持ちも踏まえてお話しをお聞きするのがカウンセラーですから、ぜひとも勇気を出して、ご相談されてみて下さい、ということです。

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