堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「「私にも好きな人ができた!」あるクライアントさんの場合」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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堀江 健一

ホリエ ケンイチ
( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
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「私にも好きな人ができた!」あるクライアントさんの場合

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恋愛心理 自己受容 2013-11-29 12:35

あるクライエントさんの言葉です。

「人と親密になるのが怖くて、楽しい事も無くて、生き辛い毎日がただ過ぎていくばかりでした。そんな私がですよ!恋愛なんて本当に無理とさえ思っていたのに、ちょっと良いなと思える人が出来ただけで、なんだか顔が笑っちゃうんですよ。信じられないくらい。私、変わったのかな?」

そんな声が聞けた時、本当に私もこの仕事をしていて良かったなと思います。

これ程、人を好きになったり、人から愛されることで、人の心理状態は大きく変わる可能性があるのです。

もっとも恋心を抱いた時から、新たな悩みが生じるわけですが、それを一歩一歩解決していくことが、自分の心の成長の糧となって行くでしょう。

私のカウンセリングでは、「相手をどうやって振り向かせるか、モテる様になるか?」といったテクニック的恋愛心理をお伝えするだけではなく、その方の潜在意識に焦点を当てて、自分で自分の深い所にある気持ちに気づいて行ってもらう事で、心を開放し、自然体になることで、人と親密になって頂けるようなお手伝いさせて頂きたいと思います。

恋愛と言う入口を通して、ご自分の人生を、見つめなおして頂けたらと思います。

 

今、恋人がいないと言う状態でも、恋人が欲しい、と言う意識が強くある方。恋愛なんてしたくない、と否定的に思っている方。人によって様々なお気持ちを抱えていらっしゃると思います。

恋人が欲しいと言う意識はあっても、出会いが無い・誰と会っても「この人、好きかも」と言う感情が湧かない・恥ずかしくて感情表現出来ない・等の壁があって、恋愛に至っていない方も多いでしょう。

「恋愛は必要ない」とお思いの方に対して、否定する気持ちもありません。

ただ今の心理状態には、今の状態になるだけの何か理由があるはずです。それは経験上、無意識的な想いが大きく影響を及ぼしている可能性が考えられます。

最初に例に出したクライエントの方も、お母様が世間的には大変完璧な方で、それゆえお母様の言いつけ通りに大きくなられた方でした。

その為、自分なりの価値観と言うものが育つ事が無く、「自分はこれで良い」という自信も持てませんでした。

お母さんの価値観が、そのまま「今の自分の価値観」であり、お母さんの考え方でしか、生きていなかったのです。

ですから、お母さんに否定されてしまった自分の一部分は、自分でも否定的に観てしまうために、その部分は「ダメな自分」としてしか考えられませんでした。

お母さんに「認めてもらえたり」、「それで良いんだよ」と肯定的に受け入れてもらえる経験が、極端に少なかったのです。

また、そうした母親の支配からも逃れたいと無意識では思っていたため、人と親密になると言う事が、「支配されてしまう」「自分を殺して相手に合わせなければいけない」と言う観念が強くなり、恐怖心となっていました。

ですが、自分ではそうした問題点にまったく自覚はない為、ただ「生きていて楽しみも無く、漠然と将来が不安だ」という気持ちが燻っている状態でした。

いわゆる「親の呪縛」というものです。面接を通して、次第に生き生きとした自分の感性が活性化され、やがて恋愛感情も自然と持てるようになって行かれました。

この様に、潜在意識と言うのは自分自身ではわからない事が多くそれに気付けた時、これが本来の自分なのか!と思える様な事があるのです。

「恋愛なんて無理」と思われている方も、一度、自分を見つめ返す事をしてから、素直なあなたの気持ちで将来を決めて行って欲しいと願います。

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