対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 3件
こちら30歳女性、3年前にマンションを購入し、結婚の予定は今のところありません。
加入している保険は、住宅ローンの団信と、火災保険のみで、その他死亡保障・医療保障等は未加入です。
今後のために、保険加入したいと考えています。
必要な保障としては、
1、死後の整理資金
2、がん等で保険外の高額な医療を受けるケース
3、老後資金を想定しています。
資料問い合わせや相談をしたところ、
ソニー生命 積立利率変動型終身保険 と
三井住友海上きらめき生命 特定疾病保障終身保険 を
提案されました。(いずれも300万円、終身、65歳払込)
ソニー生命については、
2%の最低保障を確保しつつ、変動であるため、今後の景気動向にも対応できる点、
ナーシングニーズやリビングニーズ特約により、自分でも使える点を評価しています。
三井住友海上については、
三大疾病診断でも給付されるため、がん保険のがん診断給付金ではカバーされない、脳や心臓の疾患でも一時的に大きなお金が出る点を評価しています。
また、医療保険については、日額保障は少なくても、先進医療対応のものを希望しています。
(短期の入院であれば、おそらく貯金で対応可能です)
もともと、がんに特定せず疾病全般をカバーでき、先進医療にも対応できるものがあれば、と考えていたところ、
上記の三井住友海上の特定疾病保障終身保険をすすめられました。
上記のいずれかと、先進医療対応の医療保険への加入をすすめられましたが、考え方として合理的なのでしょうか?
プロの方から見て、こういった点に注意するべきだとか、
もっとこうした方がいいというアドバイスがあれば、
いただきたくお伺いします。
どうぞよろしくお願いします。
杜松さん ( 静岡県 / 女性 / 30歳 )
回答:4件
ご質問の答えと気づいたこと
杜松さんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
保険のかたちは人それぞれです。ご自身一人の力で生活していくということであれば、何かあったときにもたくましく生きていくための保険設計になるように思います。
積立利率変動型終身保険は、残されたご親族に迷惑をかけないということと、老後の備えとといったお気持ちでしょうか。貯蓄性だけを考えれば、保険料の払込期間を短いほうがよいでしょう。ただ、払込期間が短いと毎月の保険料が高くなります。
特定疾病保障終身に入られる場合、どのような条件で給付金が出るかを確認されることをお勧めします。特に脳卒中、心臓病については、入院日数や働けなくなった日数が何日以上の場合に給付金が出るかご確認ください。
先進医療特約の付いた医療保険についてですが、考え方としては理にかなっていると思います。がんなどが気になる場合、三大疾病一時金特約を組み合わせるのも一つの方法です。
保険のことだけでお話しましたが、今借りておられる住宅ローンのことも気になります。住宅ローンの繰上返済も資産運用と同様の効果があるからです。また、先のことだけを考えると今使いたいことに使えなくなってしまいます。近い将来に使いたいお金について考えることも、保険の形を決める大事な要素のようです。
気になることがあればお聞かせください。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
目的が明確ですので、ベストチョイス直前です。
社松 様
ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いBYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
必要な保障としては、
1、死後の整理資金
2、がん等で保険外の高額な医療を受けるケース
3、老後資金を想定しています。
⇒具体的に目的が明確化されていますので、ベストな選択が早めに見つかりそうですね!
1につきましては、単純に一番安く死後の整理資金を準備されるのでしたら、ソニー生命 積立利率変動型終身保険に拘る必要はないですね。
なぜなら、保険料が高いからです。
リビングニーズ特約については、死亡保障の保険でしたら、どんな保険にも付加されていますし、ナーシングニーズ特約については、該当条件が著しく低いですよ。
景気動向(インフレ対応)を気にされて終身保険を選ばれるようでしたら、利率変動型ではなく、変額終身保険を選ぶ方が合理的です。
2につきまして三井住友海上きらめき生命 特定疾病保障終身保険をご検討ということですが、脳卒中と急性心筋梗塞についての支払い条件が厳しいことはご存知でしょうか?
またがんの診断金につきましても、上皮内がん、皮膚がんについては給付されません。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/8385
上記内容を理解されても加入をご検討の場合も、三井住友海上きらめきが一番安いわけではありませんよ。
3の老後資金については、保険だけではなく、金融商品全般からベストなものをご選択下さい。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
医療保障を主契約とした保険も
はじめまして、杜松さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
まず目的を考えて、保障や保険商品を考えられるのはとても良いですね。
ただ老後資金を考えられているのであれば、保険商品ではなくても良いでしょう。
保険商品の中にも個人年金がありますが、現在働かれているのであれば確定拠出年金の個人型もありますし、資産運用もされると老後資金は準備する事が出来ますね。
終身保険で整理資金をお考えの場合は、解約を前提としない契約になると思います。そうなると同じ死亡保障の額なら安い保険料のものが良いですね。
利率変動型より変額保険というものも選択肢の中に入るのではないでしょうか。
また現在勧められているものは、医療保障も特約で付けられているのでしょうか?
医療保障は、主契約として契約するもので考えられても良いでしょうね。
お考えのようなガンに限らず三大疾病に対応したものや女性特有の疾病にも対応できる保険もあります。
こういった医療保険の最近のものは先進医療特約も付ける事ができるものが多いので、お考えになられている保障にあっているのではないでしょうか。
大関 浩伸
保険アドバイザー
-
考え方としてはいいと思います
杜松さん、こんにちは。実務に強いFPの大関と申します。
商品選定の前に、目的を明確にしていらっしゃる点は
素晴らしいですし、一定の合理性が感じられます。
組み合わせとして
ソニー生命:積立利率変動型終身保険 と
三井住友海上きらめき生命:特定疾病保障終身保険を主軸に挙げられて
いますが、この2つ以外にも選択肢はあります。
3大疾病給付については、どうしても300万円以上必要という拘りが
強くなければ、この部分を「医療保険」の特約に持っていく設計も
できますので柔軟に検証して行きましょう。
下記のコラムをご参照下さい。
↓↓↓
(独身女性の生命保険プランニングについて)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/47309
(生存保険ってご存知ですか?)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/58430
(100%給付金を受取るためには)
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/15505
以上、参考にして戴けたら幸いです。
ご不明な点がございましたら、個別指定にてお問い合わせ下さい。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A