団体信用生命保険の必要性

はじめまして下町小僧様。アイスビィの植森宏昌です。

ご質問の件ですが、一般の銀行等の団体信用生命保険は強制加入ですが、言われる様に住宅金融支援機構の団体信用生命保険は任意加入です。

ただ、団体信用生命保険は死亡以外にもケースに因っては高度障害等の保障もあります。

現在、独身で相続される方が居ないということでしたら確かに意味は無いのかも知れませんね。

それぞれの考え方ですし、将来のライフプランを含め、もう一度、加入されている保険も含め検討されるのも良いかもしれません。

下町小僧さん

住宅ローンプランナーの宮嵜です。

住宅金融支援機構の団体信用生命保険は、死亡のみでなく、下記のように高度障害に対しても保障があります。
たしかに独身者の場合死亡保障はあまり意味がないかもしれません。
しかし、自分が病気で働けなくなったり高度障害等になった場合の保険を検討する必要があるかもせれませんね。

以下、機構のHPより。
債務弁済される場合
1死亡
2高度障害
・両眼の視力を全く永久に失ったもの
・言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの(注1)
・中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの(注2)
・胸腹部臓器に著しい傷害を残し、終身常に介護を要するもの(注2)
・両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
・両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
・1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
・1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
(注1) 「そしゃくの機能を全く永久に失ったもの」とは、流動食以外のものは摂取できない状態で、その回復の見込みのない場合をいいます。
(注2) 「終身常に介護を要するもの」とは、食物の摂取、排便・排尿・その後始末、および衣服着脱・起居・歩行・入浴のいずれもが自分ではできず、常に他人の介護を要する状態をいいます。

以上、参考になりましたでしょうか?

株式会社FP-Japan
宮嵜 勝己

下町小僧様へ

はじめまして、銀行実務経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、下町小僧様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

(ご参考)

1.フラット35を扱う住宅金融支援機構側とすれば、借主に万が一の場合に残債を無難に精算する方法として、強制ではありませんが団体信用生命保険を付加をお願いしたと考えます。

2.この考えは、民間銀行等の住宅ローンも同様と思います。(但し、民間銀行等は強制)

3.特にフラット35の場合は、
団体信用生命保険が強制ではない意味として、法定相続人等が債務継承が可能かどうかがポイントとなると考えます。

以上