対象:投資相談
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5〜6年前から?(もっと前だったか・・?)親戚より「自分が今やってるやつは月一回分配金が入るからいいよ」と薦められ『分配金が毎月貯まるならいいかな』と銀行に行き、あまり内容はわからないままその時は今のようになるとは予想もせず・・『2年くらいしたら解約すればいいかな。その間は分配金貯まるしいいか』位の軽い気持ちで言われるまま、その時あったほぼ全財産300万を投資信託へ・・グローバル・ソブリン(7500円位だったかな?)へ。分配金は月に15000円位口座に入る形でしばらくは基準価額も安定してて確かに2〜3年位で解約してたら分配金分まるまるプラスになったと思います。で、その後も分配金は入るからとほっといて、その間に貯まった200万を2年程前に投資信託、世界の財産3分法ファンドへ。でも・・また銀行に足を運ぶこともなく・・基準価額を見ることもなくほっといてしまい、そしたら今の状態になり、あっという間に分配金貰った分を計算しても100万以上のマイナスへ・・。ここ1年程は毎日基準価額を確認してはいるものの、100万も損したまま解約する勇気もなく、かと言ってこのままにしてて100万どころか500万全てなくなったら?と思うと怖い。100万マイナスは諦めて全部解約か、とりあえず基準価額が半分以下になってしまった世界の財産3分法を解約し90万位でも貯金してグローバルのみで様子を見るか、その90万で別の投資信託(オーストラリア債券ファンドを検討中)をするか・・すごい悩んでいます。ほんとに素人で何も勉強もせず馬鹿だったなと今更ながら後悔しています。
今はちょこちょこほぼ毎日携帯で基準価額は確認してるし、たまに携帯やパソコンでいろんな投資の情報を調べたりしています。
で、今は全て解約すべきか、このまま様子を見るべきか、一部解約をして他の投資を検討するか・・・毎日悩んでいます。ご意見・アドバイスよろしくお願いします。
ひまわり777さん ( 沖縄県 / 女性 / 35歳 )
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外貨建て投資信託解約
現在中長期的に先進国通貨に対しては円独歩高になっておりますので外国債券を盛り込んだ債券型投信は同じ様な状況になっているかと思います。
「熟慮せずに投資して、熟慮せずに解約する」というのが最悪の結果をもたらしますので既に投資されているのであれば状況を良く考慮すべきです。
まず、現在はご自身のリスク許容度を越える額を投資されたが故に急に不安になってパニック状態に陥っていると思いますので当面は追加の投資は少なくとも止めて置いた方が宜しいでしょう。
また、トータルの所得の状態やライフプランも考慮されるべきかと思います。例えば、何年か先に結婚退職されて収入が少なくなるとかが想定されるのであれば、退職して収入が少なくなる前の年度に損を出して所得控除に利用する等考えられます。
(つまり投資で損をするけれども、所得税も含めた現金の出入りで多少取り戻すと言う事です。)
損失額を最小限にするには出口のタイミングを市場動向とご自身の所得の波によって判断される事が重要です。
円に関しては多くの識者がもう一段の円高が進むと言及しておりますが、一方日本の財政赤字は相当なものであり状況によっては大幅な円安が将来に来ると予想している方もおります。
そんな予備知識を基に今後の推移を観察してもし解約するのであればタイミングを見られたら宜しいかと思います。
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
お金の前に時間を投資する
ひまわり777様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、投資をする前に、投資信託の中身について、きちんと調べたり、考えたりしておくべきだったと思います。
よく分からないまま、いきなり全財産を投入するというやり方は、今後は、やめた方がよいでしょう。
ちなみに、投資信託は、分散投資のツールとして、利用されることの多いものですが、分散していれば、値下がりしないということでは、決してありません。
分散は、確かにある程度のリスク軽減になりますが、市場全体は、常に上がったり下がったりですから、永遠にまっすぐ上がり続けるということは、今後もありえません。
ですので、その投資信託が、どういう要因で、どの程度、上がったり下がったりするのかをきちんと理解するところから始めてみてはいかがでしょうか。
時間は、掛かりますが、ある意味では、それも投資です。
自分が何をやっているのか分からない状態では、今、全て解約するか、このまま様子を見るか、の判断もつかないはずです。
基準価額を毎日ちょこちょこ見たり、投資情報をチェックされているとのことで、それは、失敗の経験からのことで良いと思いますが、さらに運用報告書の分析なども実践されてみてはいかがでしょうか。
もし、ご自身で読みこなすのが難しければ、少しお金を払って、独立系のアドバイザーに相談するのもひとつの方法ですよ。
これは、アドバイザーから時間を買うという発想です。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
私の考えでは・・・・
はじめまして、ひまわり777さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
まず500万円全てが無くなるということはないでしょうが、基準価額が下がる事は考えられますね。
債券型は株式の相関関係にあり、今後は世界同時株安の回復に伴い債券市場は下がっていく事も考えられますね。
ただこれは必ずしも起きるわけではなく、中国のバブルが近い内に弾けてしまえばまたどうなるか分かりませんね。
投資をする際には分散投資が基本と言われます。
確かに債券型はある程度安全かも分かりませんが、為替によっても大きく変動する事や投資家心理によっても変わってきます。
ですので、ある程度株式投信などへの分散投資もされても良いかも分かりませんね。
また分配金を再投資する事で現在の安い基準価額のものを購入できるので購入単価の平均化が出来ますね。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分の見直し、ポートフォリオ再構築のお勧め
ひまわり777 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
まず基礎的な知識として、
★毎月分配がある投資信託は、資産形成という目的には効率的ではありません。
何故ならば、大きくは下記のような点で運用成績が低下するからです。
分配金が出る=決算をする、決算をして利益が出ていれば税金を払うことになります。税金を払わなければその分運用に回りますので、複利の効果がよりよく得られます。これを税の繰り延べ効果といいます。
従いまして、同じグローバルソブリンでも、毎月分配型、3ヶ月分配型、年1回分配型の順で基準価格は高くなっていますのでご確認ください。
また、毎月分配を行うには、その原資としてファンドの一部を売却しなければならず、売買が頻繁に行われます。=売買コストがかかります。
そして、この作業のための事務処理コストもかかります。
★投資信託はアクティブ型とパッシブ型(インデックス型)に分類されます。
アクティブファンドファンドの多くは、ベンチマークを上回ることを目指していますが、残念ながら、過半のファンドは、ベンチマークとして採用したインデックスに負けることが報告されています。
長期的には、ベンチマークとしたインデックスを上回ることが困難とされています。
従いまして、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなる。
インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという発想で、インデックスファンドが創出されたものでファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
補足
従いまして、資産配分方針に基づき、保有資産でのETFまたはインデックスファンドのご検討をお勧めします。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
資産配分の重要性は
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されていることに有ります。
その為、まずは資産配分の方針をお決めになり、その方針に沿った資産配分で、インデックスファンドを購入されるようお勧めします。
宜しければ、
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券重点型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。ご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
なお、資産・運用の基礎知識の習得などをメールにて承ります。宜しければご検討ください。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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投資は長期保有
ひまわり777さん、今晩は。CFPの小林治行です。
貴女が最初に購入した5〜6年前グロソブは、ソブリン債券に投資する日本で最大の投資信託です。
現状では4兆円弱の資産規模になっていますが、リーマンショック前は5兆円を越えていましたから、基準価格が減少したことで縮小しています。
分配はそれまで30円でしたが、昨年8月に35円になっています。
基準価格だけで比較すると大きく値を下げていることになります。しかし、5年前購入とした時のトータルリターン(受取済みの分配金を含む)は1.0%ですから、信じがたいことでしょうが元本は赤字になっていません。
次に世界の財産3分法は2年前の購入との事ですが、毎月60円分配が本年2月から50円に減額になっています。
2年間のトータルリターンは-12.7%、3年間では-13.5%となっていますから、基準価格では大きく下げていることがわかります。
投資信託は長期保有が基本であることはご存知のことでしょう。
10年以上は保有して下さいと言われています。
今回のリーマンショックも10年単位で見ると希釈されてきます。
確かに買う時期が悪かったと悔やむことでしょうが、最低10年保有することを心がけて下さい。
投資には時間が必要です。ですから基準価格を毎日見る必要はありません。1ヶ月に1回位、分配金の支払明細や半年に1回の運用報告書を見ておく程度で宜しいです。
つまり当面売ることが無いので、基準価格を見てもしょうが無いというわけ訳です。
10年目には必ず黒になっていますと断言は出来るものではありませんが、資本主義である以上インフレ効果もあり、何時かは元を取り戻すシステムになっていると理論は教えています。
注)本アドバイスは論理的な投資信託の説明をしたものであって、将来を断言的に予想したものではありません。投資はご自分の責任の基で為されるようお願いします。
小林のHP:[[http://kobayashi-am.jp/]]
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