対象:ペットの医療・健康
以前オス猫の尿結石について質問させていただいた者なのですが、その後およそ半年に一度のペースで繰り返しています。
そしてつい本日も異変を感じて病院に連れて行きました。
ただ、僕の住んでいる国が旧正月中ということもあり、いつも観て下さっている方はおらず、別の医師(?)が処置をしましたが、「この猫は毛が長くてやりにくい」という理由で中断。明日にまた別の人間が診察するとのこと。
ただ、実はたった2週間ほど前にも尿結石で入院し、退院したばかり・・
どうしても犬猫を食文化として持つ文化的背景を意識してしまい過ぎなのか、この病院を信じきれないのも事実。。
そもそもこれほど頻繁になるものなのでしょうか?
以前は好物ということもありカリカリ中心でしたが、現在は餌は生の缶を中心に混ぜています。
これからも一生これが続くのか、何か改善出来ることはないのか、心配と不安が入り乱れております。
どうぞよろしくお願いいたします。
tomogarigariさん ( 神奈川県 / 男性 / 29歳 )
回答:1件
RE:猫の5度目の尿結石
猫の尿石症は、結石の原因となる成分(マグネシウム、カルシウム)の含有量の多い食事を摂取すること、水分摂取不足、環境(トイレの数が少ない、汚れている、落ち着いて排泄ができない)、蛋白質の摂りすぎ、肥満、年齢、体質が原因として挙げられます。雄猫は尿道が細いので小さな結石が詰まり排尿できなくなり(尿道閉塞)、尿毒症や腎不全につながることもあります。尿道の閉塞が不完全であれば少量ずつの排尿をするでしょう。他に頻尿を起こす原因としては、以前お答えさせていただいた膀胱炎、尿道炎、ストレスなどが原因のマーキングが挙げられます。膀胱炎などは結石が膀胱内を刺激して引き起こすこともありますが、特発性といって原因が分からないこともあります。
尿道にカテーテルを通して治療を行ったのであれば、尿道の閉塞があったことが推察されます。毛が長くて治療しにくいのであれば、見た目は悪くなりますが毛を刈れば治療しやすくなるでしょう。
猫の尿石症の治療に関して、結石の種類によりますが食事療法で結石を溶解できることもあります。溶解できない種類のものであれば手術により結石を取り除き、その後食事療法を開始します。食事については、各フードメーカーから販売されているc/d, s/d, w/d, pHコントロールなどがありますが、尿検査をして結晶の種類を確認し、必ず獣医師に処方してもらってください。食事療法を行っても尿道閉塞を繰り返す場合は、尿道の太い部分を外に出すための手術が必要になってきます。
まずは、尿検査を行い適切な食事について再度相談されてみてはいかがでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
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