対象:住宅設計・構造
回答:3件
シビアに見られた方がよいですね
軽量鉄骨造の場合は、シビアに見られた方がよいですよ。
構造体の耐久年数は20年〜30年程度とも言われています。
特に構造の軽量鉄骨がさびでやられている場合は、補修もほとんど効きませんので一部構造のやりかえなどの可能性も出てきます。雨漏りをしていたとなると、構造の状態が特に気になるところです。
内壁をはずすと鉄骨部分の状態を見る事は出来ますが、引き渡しを受けないと難しい事から考えると、近年中に建替か大改造を要するぐらいシビアにコスト計画された方が良いですよ。
上記の内容を第3者機関の方にも聞いてみてください。
八納啓造
補足
若干補足しておきますね。
耐久年数は重量鉄骨と軽量鉄骨で変わってくるところがあり、この二つの違いはもともとの構造材の太さで分かれています。肉厚の薄いものが軽量鉄骨で、40〜50年の耐久年数は基本的に重量鉄骨にあたります。もちろん、両方とも雨漏りや結露などによる構造材の錆が無ければ大丈夫ですが、錆があれば構造的な力を持たなくなります。
この見解は基本的にどこも一緒だと思いますので、1つの指針にされてもいいと思いますよ。参考になれば幸いです。
評価・お礼
あーちゃんぱぱさん
お答えありがとうございます。軽量鉄骨の耐久年数は、聞く人によりお答えが異なるので悩んでしまいます、建築元のHMに確認しましたら、50年は持つはずとの回答でしたが、色々調べると八納様のおっしゃるように30年くらいという意見もありますよね。この工法が始まって数十年しか経過していないせいなのでしょうね。
昨日第三者機関の方に見て頂きました。一回の天井裏から見える範囲では鉄骨は問題なかったとの事。二回天井裏は、天井板を取り外す事が出来ず見えませんでした。基礎にも問題ありませんでした。壁の内部はやはりわかりませんでした。最終報告は来週との事でした。
また相談させて頂くかもしれません。ありがとうございました。
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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横山 彰人
建築家
-
雨漏りの状況を調べてください
文面拝見しました。 見えないところなのでご心配だと思います。
雨漏りの跡のある所の仕上げ材を外して、鉄骨の状況を専門家の方に見てもらってください。
その状況によって対策を立てたらいいと思います。
目視によってもおよそのいつ頃からの雨漏りか、傷み具合も分かるはずです。
雨漏りの跡があっても、現在雨漏りが止まってるケースや、特に心配のない場合もありますので。
雨による水がどこまで回っているかを含め慎重に調べた方がいいでしょう。
横山彰人
評価・お礼
あーちゃんぱぱさん
お答え頂き有難うございます。設計事務所を通じてなら、確かに色々な方に聞く事が出来そうですね。様々なアドバイスを頂きありがとうございます。
補足ですが、本サイトへ質問するのが初めてで、御回答頂いた方への評価の☆マークの入力方法がわかりませんでした。八納様も横山様も☆☆☆☆の回答をいただきました。
中舎 重之
建築家
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軽量鉄骨造住宅について
表現に雨漏りの跡とありますが、雨漏りならば1階も2階もとは考え難いです。鉄骨による結露の結果と思われます。結露が発生しているのであれば、建物の耐用年数は30年でしょう。 検査は鉄骨構造に習熟した建築士でなければなりません。此のケースは非破壊検査の範囲を超えています。従って2階なら雨漏りのある箇所の天井を90x90cm切り取ってから検査して下さい。 1階なら雨漏りのある箇所の床と天井を90x90cm切り取って検査をする必要があります。1階の床から検査と言うのは結露にしても、雨漏りにしても軽量鉄骨に錆を発生させる最大の原因だからです。2階の天井部分は乾燥している状況ですので心配していません。1階は地面からの湿気に1年中晒されております。軽量鉄骨にとっては最悪の条件です。軽量鉄骨に錆が発生している場合は建物の寿命が来ていると判断して下さい。重量鉄骨ならば錆を落として塗装して使用を継続できますが、軽量鉄骨は錆を落とした時点で鉄骨に穴が明くと思います。それが重量鉄骨と軽量鉄骨の大いなる違いです。
以上です。 2014.6.3 中舎重之
あーちゃんぱぱさん
専門家というと、鉄工所でしょうか
2010/01/21 17:59お答え頂きましてありがとうございます。やはり慎重に調べた方が良いのですね。
一階の天井裏から見える範囲では、鉄骨には問題ありませんでしたが、やはり壁の中も見た方が良いでしょうか。住宅検査会社の方からも、壁を外して見るという方法がありますと言われました
専門家というと、鉄の専門家という事で鉄工所の方でしょうか。それとも建築士や、住宅検査会社になるでしょうか。
あーちゃんぱぱさん (宮城県/38歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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