住宅ローンの適用範囲について教えて下さい

ハッピーハウスの真山(さのやま)です。

金融機関の住宅ローンは、基本的に、
・不動産売買契約書の本体価格(消費税があれば税込)
・建物請負契約の本体価格(税込)
までが対象になります。
住宅ローンの段階実行や、つなぎ融資に関しては、
上記が適用対象です。

また、不動産購入にかかる諸費用に対しては諸費用ローン、
リフォームに関してはりフォームローンがあります。

今回の建築家へ支払う設計監査料については、通常は、
建物部分の諸費用に当たると思います。
諸費用ローンの先行実行はないので、
基本的には預貯金等の自己資金で対応する必要があります。

どうしても、そこまでの自己資金がないということであれば、
建築家の方と建物を建てる工務店との間での協議が必要ですが、
建物請負契約書の金額の中に建築家へ支払う設計料等を含めて
もらう方法があります。

建物の請負(建物価格)に対しては住宅ローンの対象であり、
段階実行をしてくれる金融機関も多いと思います。
段階実行によって、建物請負契約時の手付け金を
金融機関から融資してもらいます。
その手付け金を工務店に支払い、その工務店から建築家の方へ
支払ってもらう形(名目は何であれ、実質的には設計監査料)
が取れるのであれば、今回のケースに対応できると思われます。

素敵なマイホームが実現されることを願っております。
少しでもお役に立てれば幸いです。

el-caminoさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『このような場合の資金は、住宅ローンのつなぎ融資など受けられるのでしょうか?』につきまして、設計士の方に支払い設計料につきましてはそれ程多額の費用にはなりませんので、通常、手元資金で賄うことが一般的となります。

また、つなぎ融資の目的はこのような場合に利用するものではありませんが、可能かどうかにつきまして、念のため住宅ローンを利用する金融機関にも確認をしてみるとよろしいと考えます。

尚、どうしても設計料が工面出来ない場合は設計士さんとの話し合いになりますが、設計を依頼する段階で支払い条件もお互いに話し合っていると思われますので、設計しさんとしては信頼関係が微妙になってしまうかも知れません。

住宅購入は人生でも最大の買い物となります。
よって、資金計画につきましてはしっかりと立てておくようにしてください。

無計画に住宅を購入すると、住宅ローンの返済で辛い思いをすることにもなりかねません。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

el-camino様へ

はじめまして、銀行実務経験を基にアドバイスしておりますFP事務所アクトの山中と申します。
今回、el-camino様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。

(ご参考)

1.土地購入と同時に注文住宅を建てるために、
el-camino様の場合に土地を購入することを優先としてから建物建築となると考えますと、ハウスメーカー経由で設計事務所で相談されると思います。

2.この様に、大まかな設計及び費用見積を基に銀行等で住宅ローンの申込を(仮審査⇒本審査)行い、この結果のより詳細な設計書が出来上がると併せ土地建物売買契約書に記名・押印をする流れと考えます。

3.その売買契約書の中に支払内訳等が記載されており、これを基に銀行等がつなぎ融資を借入者と打合せする訳です。その物件完成時に住宅ローンを実行してつなぎ融資が完済となります。

以上