社会人になって、私が育ってきた環境が他とは違うのではないかと感じるようになりました。
小さい頃から両親に自分の気持ちをぶつけるということはしません。それは普通のことだと思っていました。家族愛といったよくテレビで描かれている家庭の状況、結婚式などでの両親への手紙の内容など、テレビでの事であって現実に存在しないと思っていました。でもその考えは違うと気がづきました。
私の家族は、愛だけないという感じです。会話や面白い事もありますが家族愛という言葉はまず入り込めない場所です。特に父は家族というものを感じさせない人です。私は父に対して大きな嫌悪感があり今でも目も合わせられず、明らかに嫌な顔をしたり、無視したりしてしまいます。そういう私が嫌で実家に帰る時には優しくしようと帰りますが、絶対にできません。実家に帰ってもすぐ部屋に帰りたくなり帰ってしまいます。18歳の時から一人暮らしを始めました。上京した日から今まであった持病というか症状から解放されました。家にいることがストレスだったのだと感じました。
今仕事をして3年で全然うまくいきません。営業のため人とかなりかかわっていく仕事です。今心療内科に行っています。その時に家族環境があって、あまり人と上手くコミュニケーションがとれなかったり心が弱かったりするといわれました。
私としては、家族のせいにするのはどうなのかと思ってしまいます。そこまで悪かったのかわからないし、ただ自分が努力していないから仕事ができないだけだと思うのです。そう思っても全然実行できてい自分にいつもはらがたってイライラしています。
普通の人ができている仕事を自分ができないというのは本当にそういう環境があったからなのでしょうか。
うつ病などといった病気というわけではないので、どうなふうに乗り越えていけばいいのかわかりません。どうしたらよいでしょうか。
yukohiroka2さん ( 福岡県 / 女性 / 27歳 )
回答:1件
親に気持ちをぶつけて愛情醸成&ライフスタイル改善も
営業の仕事などで対人コミュニケーションがうまく取れず、結果として仕事がはかどらずイライラした感情をお持ちのようです。そしてその主要な原因を育ってきた家庭環境、とりわけ父親との関係性に求めている模様です。
成人してからの対人コミュニケーションに支障を来たす原因として、幼少期から思春期の家庭環境や家族との関係性は確かに重要です。家庭内の生活で何らかのトラブルが発生し、それがトラウマとなって仕事や私生活での人間関係に深刻な影響を及ぼす事はよくある話です。
従って、そのような家庭内で発生したトラブルやトラウマを何とかして解消することは大切です。特に父親との関係性を少しでも改善するか、それが難しければ父親に対するあなた自身の見方や感情を改善するように努力する事が必要だと考えられます。
お話の中で気になるのは、両親に気持ちをぶつけることをしないという点と、家庭に愛がないと感じている点です。実は自分の気持ちを表現する事と家族の愛情とは表裏一体の関係にあります。逆にいうと自分の気持ちを押し殺していては本当の愛情が育まれにくいのです。
もしあなたが家庭内で愛情というものを醸成したいのならば、父親に向けても含めて、ご自身の気持ちを率直にぶつけてみてはいかがでしょうか。そのような態度に両親は手を焼くかもしれませんが、結果的に自然体の愛情を感じるのではないでしょうか。
ところでコミュニケーションを阻害する要因は家庭環境や親との関係ばかりではありません。ご自身のライフスタイル、とりわけ食生活や栄養バランスの乱れ、低体温、運動不足、睡眠不足や過労などが神経系統の機能を阻害し、コミュニケーションを取れなくしてしまいます。
一例を挙げると、砂糖や甘いものの摂り過ぎは反応性低血糖を、ビタミン、ミネラル、アミノ酸の不足は神経伝達物質の欠乏をそれぞれ招き、神経機能を低下させて対人コミュニケーション力を阻害しがちになります。
回答専門家

- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
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