生前贈与の納税制度について - 事業再生と承継・M&A - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:事業再生と承継・M&A

生前贈与の納税制度について

法人・ビジネス 事業再生と承継・M&A 2009/09/05 21:13

事業の承継について質問させていただきます。
私には息子がおらず、娘は事業に興味もなく、後継ぎの候補として次女の婿を考えています。 彼を近々役員に昇格させる予定です。
従来の制度では、親子間でなければ贈与税納税制度の利用ができないと聞いたことがあります。
このように息子でないものを後継者とした場合も、新しい納税制度の適用は受けられないのでしょうか。

株を少しずつ生前贈与していくことも考えていますが、相続が早く発生した時のことを考えて早めに後継者に株を譲っておきたいと思います。

よろしくお願いします。

さぶろさん ( 東京都 / 男性 / 69歳 )

回答:2件

後藤 義弘

後藤 義弘
社会保険労務士

- good

ご質問ありがとうございます

2009/09/12 21:15 詳細リンク

*''★ 回答''
''新しい贈与税の納税猶予制度の適用対象となる親族となります。 ただし、最終的な適用可否は、その他諸々の要件をクリアすることが必要です。''

''【前提】''
以下のご質問の文中語句がそれぞれ右記を意味されていることを前提としてお答えしております。

''(1) 贈与税納税制度 = 贈与税の納税 「猶予」 制度''
''(2) 新しい納税制度 = 新しい納税 「猶予」 制度''


**''■ 解説''

''> 贈与税納税制度の利用ができない''

とあるのは、おそらく従来よりある生前相続とも言える ''相続時精算課税'' (以下 「精算」 ) による贈与((原則枠2,500万円))のことを指しているものと思われます。

確かに同制度は、お話のように

''親子間((親65歳以上/子20歳以上))のみ''

の贈与が適用対象となっています。

一方、さぶろさんが適用を考えておられる新しい ''贈与税の納税猶予制度'' (以下 「猶予」 ) は、親子間の贈与に限られず、一定範囲の

''親族 (6親等内の血族・3親等内の姻族)''

が対象となり、前者より適用範囲は広くなっています。

そこでご質問の ''娘婿'' が対象となるかですが、上記回答のとおり娘婿は6親等内の血族・3親等内の姻族にあたることから、同制度適用対象となる親族となります。

あと、上のように 「贈与する人」、「贈与を受ける人」 に関する要件以外に、贈与する、贈与される 「財産」 についても対象範囲が

''【猶予】 非上場自社株式のみ''
''【精算】 上記以外の財産も可''

と、それぞれ異なっています。 もし両制度の適用を併行検討されるようでしたらご参考ください。

今年よりスタートした相続税および贈与税の納税猶予制度は、その制度ならびに要件が極めて複雑で、それぞれ中小企業の事業者の方が適用を受けることができるかどうかについての独自の判断は難しいと思われます、

補足

いずれの制度を利用するにしても、 適用を受ける会社・贈与者・受贈者に関する要件、''遺留分'' の問題など考慮・クリアすべき点が数多くあるため、具体的な経営と財産の承継については、専門家のアドバイスを受けながら進められることをお勧めします。

弊社も随時お問い合わせを受け付けております。 必要に応じお問い合わせください。

ご質問ありがとうございました。
今後ともAll About ProFileをよろしくお願いします。



*''◆◇ 組織再編・事業承継はYSCのビジネスソリューションを ◆◇''
''ご相談は「無料」 まずはお気軽にお問い合わせください!''
''弊社WEBサイトはコチラ'' → http://www.ysc-business.com

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。
岡部 徹

岡部 徹
税理士

- good

税理士 岡部

2009/09/15 11:58 詳細リンク

生前贈与には、
暦年課税
相続時精算課税があります、

詳細は不明ですが、会社株式の贈与は、
会社の運営・個人資産に大きく影響致します。

宜しければ電話を下さい。
岡部徹 税理士事務所 5340-2501

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

事業承継の納税制度の利用 ブレイブさん  2009-08-05 06:44 回答2件
共同経営から事業承継、リスクを知りたい yori1205さん  2023-01-28 14:45 回答3件
休眠状態の株式会社の解散 秋彦さん  2011-12-29 22:40 回答1件
事業の承継について いっとくさん  2009-08-03 14:38 回答3件
息子を後継者とするに辺り、社内に向けて行うべき事 専門家プロファイルさん  2008-09-25 14:47 回答9件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

対面相談

後継者がいない!事業承継安心相談

事業承継に備えて、早めに準備しましょう

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

対面相談

自社株式の相続税・贈与税をゼロに!

本当に税金かからないの?新事業承継税制について疑問に思っていることなど気軽に相談してみませんか。

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

電話相談

事業再生のための返済猶予(リスケ)電話相談

元銀行員で、返済猶予(リスケ)審査経験を持つコンサルタントが、事業再生のアドバイス!

渕本 吉貴

株式会社FPコンサルタント

渕本 吉貴

(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)

電話相談 事業再生のための返済猶予(リスケ)電話相談
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
対面相談 初回限定!事業再生のための返済猶予(リスケ)面談相談
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)