対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
回答:3件
同じ為替リスクなら、リターンの高い手段を。
初めまして、FPの岩川です。
ドル建ての外貨預金、外貨MMFの主な投資先は米国短期債券です。
(短期で償還される債券に投資をしています。)
今後の運用期間が、5年、10年以上であれば、短期債券ではなく中長期債券の選択が最適です。
中長期債券ならば、【現在と全く同じ為替リスクで高いリターン】を期待できます。
さらに、米国だけでなく、先進国全体に投資先を広げれば、期待リターンを落とさずにリスクのみ軽減することができます。
ちなみに3年以下の短期運用で為替リスクを取るのは、「投機」です。
どんなに考えても、為替の変動で収益は出るかも知れないし、でないかも知れない。
そんな曖昧な投資です。
中長期債券に投資する手段は、
1)米国であれば、米国債への直接投資。
2)米国中長期債券を投資先としている、外国債券ファンド
3)先進国中長期債券を投資先としている、外国債券ファンドなどがあります。
円に転換したくなければ、
外貨預金は、ドルのまま、証券会社の外貨MMFに送金すれば良いでしょう。
1は、円に転換せずドル決済で購入できます。
2,3は、証券会社で、外国籍ファンドであればドル決済も可能です。
以上、取り扱いは金融機関により多少異なりますが、概ね可能だと思います。
参考までに
http://toushinmkt.seesaa.net/article/116661058.html
評価・お礼
パンドミーさん
大変親切な解答で感激しています。とりあえず1万ドルほどそのゼロクーポン債を購入してみようかと思います。本当にありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
分散投資とドルを活用した海外のETFの購入
パンドミー 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
為替の動向を予測するのは難しいのですが、別な商品でのリバランスをお考えの場合には、分散投資をお勧めします。
また、ハイリターンな投信をお望みとのこと、こちらも、ハイリスクでなければハイリターンは狙えず、ハイリスクであれば損失が雲大きなものになります。
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されています。
また、ご存知の通り、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなる。
インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという発想で、創出されたもので
ファンドマネジャーの運用も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
従いまして、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式への投資配分をお決めになり、夫々の資産を対象とするインデックスファンドの購入をお勧めします。
なお、ドルでの投資対象先として、ネット証券大手の三社では、米国で上場投信が購入できます。海外債券と海外株式については、ドルを使いそれらの購入を検討されては如何でしょう。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
評価・お礼
パンドミーさん
大変詳しい情報を有難うございました。読ませて頂くだけでも勉強になりました。特に日本で海外のETFが買えるなんて思ってもみなかったので。全くの素人なので、これから教えて頂いた情報を元に考えてみます。又わからない事が有ればよろしくお願いします。本当に有難うございました。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
-
雑所得
パンドミーさん、今日は。CFPの小林治行です。
通貨動向は予測できないものです。勿論1ヶ月〜半年はトレンドは分かるとしても、数年先は予測することはできません。
ですから、購入当時の貴方の判断はその時は間違っていなかったと考えて、これから損を拡大させないことを先ず考えたら如何でしょうか。
「損を取り戻す」とリベンジに燃えて、ハイリターンの物に手をだすと損を拡大するだけと考え、一から投資の王道を進めて下さい。
(ハイリターンはハイリスク!)
さて、もし貴方が為替差損をここで清算されるとしたら、為替差損の税金対応も検討して置きましょう。
為替差損は「雑所得」として総合課税ですから、同じ雑所得の中で損益通算が出来ます。
雑所得の例としては、
・公的年金
・非営業用貸し金の利子
・原稿料、印税、講演料
近頃流行のFXの損得もここに入ります。
(但し、クリック365は分離課税の為、それ以外のもの。)
もし、貴方がFX(クリック365は除く)で利益を出しているとか、講演料や原稿料がある時は為替差損を通算する事も出来ます。
為替が円高方向とか、良いと思った株式が逆の方向に行った場合、損が感情に与えるインパクトは利益の時の倍大きいそうです。
つまり、そうした敗北感を切り捨てることも必要です。
この場合、半分を損を円に確定させるか、全額を円に確定させるかは貴方のお考えによりますが、
心の衛生も必要でしょう。
評価・お礼
パンドミーさん
おっしゃる通り「リベンジ」に熱くなっていました。税金のお話もしていただきましたが雑所得は無いのでその相殺は残念ながらできないです。ご親切なアドバイス有難うございました。
パンドミーさん
外貨建債券について
2009/09/02 00:48大変詳しいご説明有難うございました。私も米ドルのまま購入できる外貨建債券を考えていました。それは「ゼロクーポン債」と言って満期は9年先の既発債なのですが、利子はつきませんが今なら買付単価が71%ほどで買えます。償還時に100%で戻るのを待たなくて買付単価がある程度上昇した時に途中売却すると言う方法はどうでしょうか。(売却時には円転しなくていい。) 満期に近づくに連れ上がると思っているのですがこの商品のリスクはやはり買付単価が下がる(元本割れ)と言うことでしょうか。その可能性はかなり有るのでしょうか。
パンドミーさん (大阪府/48歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A