対象:エクステリア・外構
回答:1件
バルコニーの新しい用途
(過去ログへの回答)
戸建て住宅のバルコニーは外付けの形式とルーフバルコニーの形式に分かれます。
外付けの場合、バルコニー幅(出寸法)によっては「建蔽率」に絡んだり、下部に柱が必要になったりするので、設置時点での検討がポイントになります。
ルーフバルコニーの場合は下屋が室内になるので、「防水方法」や雨水排水の方向などがポイントになります。
今までの主用途が洗濯物を干したり、スペースがある場合はバーベキューや子供用プールを設置したりですが、これからは災害時の避難経路や仮設スペースとしても考慮すべきかと感じます。
「自宅内避難」として留まる場合は、仮設トイレは室内では臭気の問題があるので、画像のような専用テント内にバルコニーに設けると衛生的にも安心です。
また、屋根からの雨水を雨樋でそのまま捨てず、バルコニーに「レインセラー(画像)」などの貯水タンクを設けることで、ちょっとした手洗いなどにも利用できるので、注文住宅にバルコニーを設置される際は動線も考慮されることをオススメ致します。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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