対象:エクステリア・外構
バルコニーの新しい用途
(過去ログへの回答)
戸建て住宅のバルコニーは外付けの形式とルーフバルコニーの形式に分かれます。
外付けの場合、バルコニー幅(出寸法)によっては「建蔽率」に絡んだり、下部に柱が必要になったりするので、設置時点での検討がポイントになります。
ルーフバルコニーの場合は下屋が室内になるので、「防水方法」や雨水排水の方向などがポイントになります。
今までの主用途が洗濯物を干したり、スペースがある場合はバーベキューや子供用プールを設置したりですが、これからは災害時の避難経路や仮設スペースとしても考慮すべきかと感じます。
「自宅内避難」として留まる場合は、仮設トイレは室内では臭気の問題があるので、画像のような専用テント内にバルコニーに設けると衛生的にも安心です。
また、屋根からの雨水を雨樋でそのまま捨てず、バルコニーに「レインセラー(画像)」などの貯水タンクを設けることで、ちょっとした手洗いなどにも利用できるので、注文住宅にバルコニーを設置される際は動線も考慮されることをオススメ致します。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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