対象:住宅設計・構造
現在更地でこれからマイホームを新築する計画なのですが、隣地境界線上で共有している万年塀が老朽化して危険なので、隣地の住人から作り替えの話が来ました。現状では当方の敷地の方が50cm高く、現状の万年塀は撤去してコンクリートブロック4段で土留めも兼ねましょうという話になりました。しかし位置についてはレベルの高い当方の敷地内に設置し直し、費用負担も全てこちら持ちでお願いしたいと言われました。こちら側としては現状が境界線上なので、当然新たに設置するのも境界線上でお金は折半するものと思っていましたが、お隣さんの言い分は、本来高い敷地の人が土留めをつくり、土砂の流出などを防ぐものだし、この際共有にしない方が後々もめたりしなくていい、とのことなのです。もちろんその言い分は分かるのですが、現状で共有しているという事実があってなるべく費用負担を抑えたい当方としては、共有・折半という方向にしたいのですが。
この場合、どちらの言い分が正しいでしょうか?また法律で地盤が高い方が土留めに関する費用や責任を持つといったことが決められていますか?
ちなみに、こちら側の敷地につくって、費用だけ折半しましょうと言ったら断られました・・・。
marujackさん ( 東京都 / 男性 / 36歳 )
回答:2件
地域にもよりますが・・・
地域にもよりますが、新たに塀を造るのでしたら基本的に敷地の高い人の方が、敷地内に全負担で土留めをつくるというのが慣例として多いようです。隣地の方が言われている内容の方が多分慣例通りでしょう。地域性もあるので、工務店さんにも聞かれると良いと思いますよ。
もし折半で考えるのでしたら、万年塀を補修して使うぐらいだと思います。
今後の付き合いもあることでしょうから、上記の内容を含めて家族で話し合われると良いと思いますよ。
八納啓造
評価・お礼

marujackさん
なるほど、これからお隣さんとして長い付き合いになるのですから地域性、慣例に従った方がよいというのはその通りですね。
もうちょっと調べてみます。
どうもありがとうございました。
回答専門家

- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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横山 彰人
建築家
-
土留めについて
横山彰人建築設計事務所の横山です
法律では決まっておりません。
50cmの差があれば万年塀の撤去処分とブロック塀の新設は、金額的にも大変でしょう。
万年塀を補修してとりあえず使われたらどうでしょうか。
どちらかの側にH鋼を立てて補強する事も可能です。
分からないところがあればご連絡下さい
横山彰人
評価・お礼

marujackさん
万年塀の補修といっても結構お金が掛かりそうですね。現状のままで被害があるとしたら50cm低い隣地側だと思うんですが、その時には高い側の責任になるんでしょうか?でも塀自体は共有物ですから・・・。難しいです。
ありがとうございました。
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