春から主人の収入が大幅に減ったので、パートを2つ掛け持ちしています。
今年度は年収130万円を超えないよう働くつもりですが、今のペースですと来年は確実に130万円を越えてしまいます。
収入は、一方が月9〜10万ほど、一方が3〜4万ほどで、月収は12万
〜14万位です。
所得税はどちらも毎月引かれています。
今、悩んでいるのは次の2点です。
今後も年130万円を越えないように働いた方が良いのか?
(世帯収入の面で)
もし今のペースで来年も働いた場合、税金や社会保険はどうなるのか?
2箇所で働いているので、年金や保険は自分で国民年金や国民健康保険に加入しなければいけないのかと思います。
また、確定申告もしなければいけないのでしょうか?
そういう手間や控除される金額のことを考えると、やはり130万?とも思っていますが、仕事の内容的にはどちらも楽しく出来れば続けて行きたいと思っています。
今後子供の教育費が大幅にかかってくる予定です。
収入的には多いに越したことはありませんが、パートなので単に働いて収入を増やせばいいという問題でもないと思いますし、悩んでいます。
こた母さん ( 神奈川県 / 女性 / 43歳 )
回答:3件
税金・働き方・家計管理
こた母さんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
年収130万円の壁は結構切実な問題でもあります。
ここでは税金のことについてお話しします。
2カ所から給料を受け取っておられますので確定申告が必要になります。ただ、確定申告といっても国税庁のホームページや税務署などに置かれているタッチパネルの端末で思ったより簡単に済ませることができます。
支払った国民年金や国民健康保険料は社会保険料控除として所得控除を受けることができます。また、支払っておられる生命保険料も生命保険料控除を受けることができます。
ご主人の配偶者特別控除が少なくなるのは痛いところですが、こた母さんの税金については所得控除が増えるため思ったよりも負担が大きくならないかもしれません。
収入アップに超したことはないのですが、子どもさんの教育のこと、家事のための時間を考えると時間に限りがあるようですね。家事育児などでご主人や子どもさんの協力も欠かせないところです。それに、家計管理の精度を上げることによって収入アップと同じ効果が得られる可能性もあります。
家計で使えるお金を増やすために、収入と同時に支出について考えられることをお勧めします。子どもさんの教育費が多くかかる時期の家計管理をシミュレーションできるとなおよいと思われます。
評価・お礼

こた母さん
年金や保険、所得の控除など、サラリーマンの妻で自身も以前は会社勤めでしたので、あまり考えたことがありませんでした。
確定申告も「大変そう」というイメージがありました。
家計管理をきちんとすることも大切ですよね。
その辺も含めて、良く考えてみようと思います。
ありがとうございました。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
3
社会保険の扶養の条件をお知らせします
こた母 様
初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
社会保険の扶養の条件は、年収が130円未満だけでなく、1ヶ月当りの収入が108,334円未満、失業給付基本手当て日額、3,562円未満という3つの要件に合致することが必要です。
従いまして既に、108,334円を超えていますので、こた母様ご自身で社会保険に加入される必要があります。
ご自身でご加入されるようお勧めします。
税務の観点では、二箇所からの収入ですから、確定申告は必要です。
今後、お子様の教育費等の負担増もお考えに為られている由、できれば就業時間を増やして、実質収入が、130万円未満に押さえるよりも、増額になる150万円〜170万円(国民健康保険は自治体により金額が異なります)を目指されては如何でしょう。
評価・お礼

こた母さん
早々にご回答を頂きましてありがとうございます。
年収だけで考えておりましたが、月収で考えなければいけなかったのですね。
主人とも相談して、早めに対応したいと思います。
ありがとうございました。

ファイナンシャルプランナー
2
どちらかを増やして社会保険に加入できるように
こた母さん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
2か所で働くと確定申告も必要ですし、扶養を外れてもどちらも週30時間に達しませんので、社会保険にも加入できずご自身で国保と国民年金の保険料を払わないといけなくなります。
2か所で働くのではなく、どちらかで週30時間以上働いて社会保険に加入できるようにしたほうがいいですよ。
ご自身で厚生年金に加入すると、おそらく国民年金を払うより、保険料は安くなるのに将来もらえる年金は国民年金+厚生年金になります。
厚生年金の保険料は会社が半分出してくれるからです。
同時に健康保険にも加入することになりますので、病気やけがで仕事ができず給与が出ない場合は(4日目から)傷病手当金がでます。
どちらか一方の会社と交渉して、社会保険に加入できるようにすると、130万円や扶養にこだわることなく、精一杯お仕事ができます。
こちらのコラムも参考にしてください。
103万円・130万円の壁?賢い女性の働き方は?(1)
103万円・130万円の壁?賢い女性の働き方は?(2)
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼

こた母さん
どちらの仕事も気に入っていて、できれば続けたいと思っていました。
でも、何が一番大事かを考えなくてはいけないですよね。
知識も無く考えていても意味が無いので、色々教えていただけてとても参考になりました。
どちらか片方の仕事に絞ることも視野に入れて、今後のことを考えたいと思います。
(現在のポイント:7pt)
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