対象:住宅設備
新築住宅を計画中で、無垢材を使ったオーダー家具・キッチンの専門店にキッチンをオーダーする予定で今プラン中です。その会社はキッチンのワークトップはタイルか人工大理石、天然大理石から選ぶことになっていて、その選択で迷っています。価格と手入れのしやすさでは人工大理石なのでしょうが、タイルのかわいい感じと質感が私が求めるイメージには一番合うのです。「タイル目地は大手メーカーがキッチン用に開発したもので汚れが付きにくく落としやすいものを使う」と説明されましたが、10年後20年後どうなるか?を考えると心配です。将来、目地を新しく直す、ということはできるのでしょうか?年数の経った施工例を見たことのある方など、アドバイス頂ければありがたいです。
umeちゃんさん ( 神奈川県 / 女性 / 40歳 )
回答:1件

近藤 壯一郎
リフォームコーディネーター
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タイル貼りワークトップ
umeちゃんさん、こんにちは。
キッチンデザイナーの近藤壯一郎です。
オーダーキッチンでタイル貼りのワークトップを希望される方は結構いらっしゃいます。
私も何件か造らせてもらいましたが、皆さんタイルのカウンターに思い入れをお持ちで、新しくキッチンを作るときにはぜひタイルカウンターにしたいと憧れていた方がほとんどでした。
もちろん、目地が汚れたりカビが生えたりすることがあったり、物をぶつけたとき、相手がお皿ならお皿が割れるし、分厚い鉄の鍋ならタイルのほうにひびが入るかもしれない、というデメリットも十分に説明します。
それでも、好きなものは好き、ということで皆さん憧れのタイルカウンターを実現されているのです。
タイルは色や形状、大きさなど選択肢が多く、デザイン的にとても大きな可能性を持っているので、他にはない自分だけのオリジナルのワークトップが造れるというのも魅力ですね。
デメリットはデメリットとして受け止め、気に入ったものを選ぶというスタイルも「あり」なのではないでしょうか。
ちなみに、タイルの目地を後からやり直すということは非常に困難です(できないと言ったほうがいいかもしれません)。もし汚れなどが気になるということなら目地の色を白ではなく、濃色(グレーやブラウンなど)のものにするという方法もありますよ。
下に私たちが造ったタイルカウンターの画像を載せておきますので、ぜひ参考にしてください。
(現在のポイント:-pt)
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