この家計で、子供は育てられるでしょうか

シロ子さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『近々ふたりで将来の設計をきちんと話し合おうと思っているので、アドバイスよろしくお願いします。』につきまして、ふたり合わせた手取り月収金額に占める管理費なども含めた住居費用の割合は30%となりますので、共働き家庭の負担割合としては特に過剰というわけではありませんし、現在の貯蓄水準につきましても、月額8万円と収入の20%相当額を毎月貯蓄することができているのですから、貯蓄水準につきましても悪くはありません。

よって、あくまても今後もご夫婦が共働きということが大前提とはなりますが、お子様につきまして前向きにご検討されてもよろしいと考えます。

尚、シロ子さんが出産・育休期間中の収入を補えるだけの貯蓄を予め用意しておくようにしてください。

この機会にご主人様ともよく話し合っていただくとよろしいと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

シロ子 様

初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

お二人のお話し合いに役立つツールをご紹介します。
お子様を得られた後の生活費や将来の様々なイベント(行事に)を確認して、ライフプランを作成されるようお勧めします。

家計はとてもシンプルな構造です。
1.収入 - 2.支出 + 3.( 資産×運用利率) = 4.貯蓄(年間の増・減)
で表されます。

この式に沿って、年間の収支や貯蓄額を把握ください。支出を改善するには、費目別に金額の多い順に並べ、改善する・しない(個々の生活スタイルで異なります)を確認し、改善するものの施策をご検討ください。


その後に、お二人で相談しながら
将来の夢や希望をご家族のイベントとして書き出します。例えば、出産・進学などお子様の成長に合わせたイベント、車の購入や住宅リフォーム、レジャーや趣味を費用とともに記載するイベント表です。

また、年度ごとに収入と支出を書き入れ、お子様の養育費などを記載します。そして貯蓄額の年度推移すればキャッシュフロー表が作成できます。

これらの表を作成しますと、家計の全体像と将来像が把握でき、夢や希望を実現するための、貯蓄目標も明確になります。サンプルを下記に記載しています、ご一読ください
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/list/series/7802/

記載には下記を参考としてください。
家計管理表フォーム
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30901

子供の教育費
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/30894

老後の生活費と必要な貯蓄額
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/16927

今週末にライフプラン作成の勉強会を開催します。宜しければご参加ください
『安心はライフプランつくりから』
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm