対象:ペットの医療・健康
先日、愛犬15歳オスが胃捻転の手術をしました。
術中も嘔吐や排泄が止まらず、麻酔が覚めてからも苦しそうでした。鼻に嘔吐物が入ったのか薄茶色の鼻水のようなものを出し、鼻をじゅるじゅるならしてしました。
手術の日は病院に入院したのですが、夜中吠えていたようで、家に連れて帰ってきました。
食欲はなく、水も飲みません。何度か苦しくなって?立ち上がろうとしたのですが、支えていないと立てない状態、立つとかなり息が荒く心拍数が高そうです。
鼻は相変わらずじゅるじゅる音をたてています。
先生いわく、高血圧の状態である事と、ねたきりになる可能性もあると言われました。
しかし、家にいるほうがワンコも落ち着いているので家でケアしていく事になったのですが、術後のケアとしてどのように処置していったらいいのか分からないのでアドバイスを下さい。
ロビンおっとさん ( 茨城県 / 女性 / 24歳 )
回答:2件
胃捻転
胃捻転は、死亡率の高い急性の疾患です。 死亡の殆んどは、胃腸障害ではなく、循環系の障害です。 担ぎこまれた時に、すでに手術が不可能なくらい、血圧低下や不整脈の頻発等の心機能低下に陥っているケースも少なくありません。
御質問のケースが、手術直前にどのような状態であったのかがわかりませんが、その状態、状態で、回復までの症状、時間が大きく変わってきます。
静脈系や動脈系に重度な血管内凝固が起こっていた場合は、残念ながら術後に亡くなってしまうこともあります。
動脈系に血栓症が起こった場合には、とても激しい疼痛があります。
御質問のケースも、心エコー検査や腹部X検査、膵炎の検査などが必要かもしれません。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
RE:15歳の犬の術後のケアについて教えてください。
15歳という年齢で大きな手術は大変なことだと思います。胃捻転をおこし、胃の組織がどのぐらいダメージを受けているのかによって手術後の状態は変わってきます。ダメージが大きい場合は、腹膜炎などの合併症を起こしやすくなり、命にかかわる可能性もあります。手術を終えても、痛みはしばらく続きますから、苦しそうな様子・吠える様子は痛みが原因の可能性もあります。食事も水も取れないのであれば、点滴(輸液)で体液バランスを整える必要があると思いますし、鎮痛剤も必要かと思います。自宅での投薬方法など、かかりつけ医とよく相談してみてください。
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング