提案書の有無

でんきくらげさま
こんにちは。
キャリアカウンセラーの齋藤めぐみです。

提案書を添付した方がよいのか?というお問い合わせですが、
場合によっては、添付してもよいと思います。

職歴書で語りきれない自分のスキルや実力を
提案できる「何か」がある場合は、添付すると
より選考される企業の方がイメージしやすいと思います。

あとは、その仕事に対する思いや将来取り組みたいことなど、
補足したいことは自己PR書という形で添付するのもいいでしょう。

ただ、どちらも必要以上のボリュームであったり、
逆に提案書のできばえ次第では、マイナスになることも
あるかも知れません。

「何」を提案したいのか?
提案することが自分の職歴書やスキルに+αになるのか?

そのあたりを再度お考えになった上で、
添付するか否かをご検討されてはいかがでしょうか?

市販のマニュアルはあくまでも一般的なものですので、
でんきくらげさんにあった、転職活動の仕方を見つけて頂ければ幸いです。

企業が要求していないのに面接時に(熱意を示す意味で)提案書をお持ちになる方はいらっしゃいます。
実際のところ、それが良い場合とそうでない場合があります。

提案書を出すほど、その業界や仕事内容に精通されていらっしゃれば、出す意味、説得力もあるのですが、あまり知らない場合は、出さないほうが良いです。
それであれば「志望動機」を添えたほうが良いでしょう。

実際、採用側の意見を聞くと、「よく知らないのに中途半端な提案をもってこられても、こちらのほうが良く知っていることなので、逆効果になる」ということも言われます。

もちろん、先方から出してくださいと要求された場合は別です。

でんきくらげ様
折角、ご質問を頂いたのにご返信が遅くになりまして失礼致しました。何かの参考になればと思いメールをさせて頂きます。特に人材紹介会社を通して、企業に折衝して面接の場面を頂く時には、それぞれの企業の求職内容に合わせて書類をご用意されると良いと思います。
私も、事業会社におりました時には、年間何万人を超える応募者の方とお会いしました。しかし、履歴書では分からないその方の''人生''が数々の書類を頂きはっきりと見えてきたり、また面接の際に本当に聞き出したいと思っている事に面接時間を割く事が可能になるので、提案書や、自己PRなどの書類がしっかりとあると嬉しいものです。
それは、あくまでも個人個人の職歴にも関与する内容になります。たとえば、でんきくらげ様の
転職回数が多いとか、また現職での期間が短い(就労時間が)などの状況があれば、履歴書以外に書類があれば更に補填材料になる事もあるかも知れません。

あくまでも、市販されている本は、一般的な事例が記載されていたり、その著者の思いが入り込んでいる場合もあろうかと思います。良かれと思い書かれているのではないでしょうか?それも業種や役職など沢山の事情が絡むと思いますので、でんきくらげ様の方向性に沿ってお考えになる事をお勧めします。

あくまでも、''人間''そのものを見て頂いて判断(人事に)をして頂けるようにご自身を持って行かれて見てはどうでしょうか?
応援させて頂きますので、何なりとご質問下さいませ。