対象:不動産売買
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先週築23年の中古マンションの引き渡しがありました。
内装をリフォームしようと思い、リフォーム会社に現地確認をお願いしたところ隣室との境界の内壁(コンクリート)にポコポコと盛り上がってきている箇所がいくつかあり、既存のクロスを剥がした際にコンクリが一緒に剥がれる可能性がありますね・・と指摘を受けました。
何か原因があるのでしょうし、壁は共用の部分になりますので管理組合に相談されておくことと瑕疵担保についても確認されることを勧められました。
重要説明事項には「建物の瑕疵を担保すべき責任は講じない」。その他にも追記で「本物件は中古建物であるため現況有姿売買とし、付帯設備品等は使用ともに傷、汚れ、経年経過による劣化があることを予めご承知おき下さい。」とあります。
販売時が居住中だったため、家具などがあってしっかり確認できなかったのもありました。・・が売主は5年ほど前に同じ個所のクロスの張替を行っておりますし、私たちが部屋を見せてもらう時にはすでに浮き上がりがでていたのは知っていたと思います。
実のところ私たちも一箇所は気づいていましたが、大きな問題ではないとあまり質問もしませんでした。
付帯設備及び物件状況確認書の「建物の瑕疵(傾き・腐食・不具合等)は発見していないにチェックされています。
これから管理組合のほうには相談しようと思いますが、今後調査などの費用や修繕がある場合は買主側が負担をしなければならないのでしょうか?
このケースで瑕疵担保を売主または仲介会社に問うことはできるのでしょうか?
長文で申し訳ございませんが、どうぞご教示ください。
shiba桜さん ( 埼玉県 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
責任を問うのは難しいと思います。
ハッピーハウスの真山(さのやま)です。
残念ながら、今回のケースにおいて、
瑕疵担保責任を問うのは難しいと思われます。
「建物の瑕疵を担保すべき責任は講じない」
と「現況有姿売買」の文言において、
売主としては、引渡し後の責任を
持たないことを明示しています。
一般的に、建物が古くなると(特に20年を超すと)、
建物の貸し担保責任を免責とするケースは
よくあります。
今回のケースにおいて、問題のある所が、
共用部分の壁であれば、管理組合に言って、
修復してもらえる場合があります。
ただし、一般的には、予算の問題もあり、
すぐに直してもらえるとは限りません。
構造的な問題がない簡単な補修であれば、
クロスの張替えの際に、区分所有者が、
修復してしまうケースが多いかと思います。
評価・お礼
shiba桜さん
ご回答ありがとうございます。
専門家の方からこのような的確なアドバイスをいただき安心しました。
ありがとうございます。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
shiba桜さん
コンクリ壁の修復について
2009/04/14 06:14早速のご回答ありがとうございます。
やはり瑕疵担保を問うのは難しいですよね。
私もクロスの張替の時に修復する程度かなと思っていたところ、「構造的な問題では?」と指摘されいきなり不安になってしまいました。
よくコンクリ壁にドリルなどで穴を開けるなどしてのちに修復するケースがありますが、修復箇所が年を経てまた浮き上がってくることはよくある話なのでしょうか?
今回一番目立つ箇所では女性のこぶし大のものでした。
よろしくお願いします。
shiba桜さん (埼玉県/34歳/女性)
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