対象:ペットの医療・健康
17歳の老猫です。
肛門に腫瘍が出来、昨年12月に1回目の手術、1月に2度目の手術、2月に3度目の手術をしました。そして、4月(明日)4度目の手術をします。
排便が困難になり、食事をとらなくなる度に手術をしています。
先生のお話では「肛門にできる腫瘍は何度も手術をするケースがよくある」とのことでした。
実は、3度目の手術3日後に、後ろ脚ビッコをひきはじめ、5日後には目の瞳孔が開き、一旦目が見えなくなってしまいましたが、その3日後になんとか持ち直して走れるまでに回復し、目も見えるようになりました。現在は、左目だけ少し白内障が始まっているようですが、至って元気!ピンピンしてます。
瞳孔が開いた時にこの症状を先生に相談したところ「老猫なので…」とのことでしたが、もしかしたら短期間に3度も麻酔をしているのが原因なのでは、と不安に思っています。
明日、4度目の手術をしますが麻酔が心配で仕方ありません。これで最後の手術になるという確約もないので、いったいどうしたらいいのでしょうか。
mivoさん ( 愛知県 / 女性 / 37歳 )
回答:2件
肛門に腫瘍
腫瘍の名前は何でしょう? 病理組織学的検査の結果をお教えいただくと、いろいろな回答が出来ると思うのですが・・・。
補足
心より、ご冥福を御祈り致します。
ネコちゃんは、きっと、mivoさんが、御飯を食べれるように、配慮してくれたことに、感謝していると思います。
評価・お礼
mivoさん
ありがとうございます。
今回、せっかくの先生のお気持ちが届かず、とても残念に思います。またの機会に是非ご質問させてくださいね。
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RE:老猫の腫瘍摘出手術
肛門に限らず腫瘍を切除する手術において再発のリスクは必ずあります。再発のリスクを高くする要因にはいくつかあります。まずは腫瘍の種類(悪性かどうか)です。浸潤性の強い腫瘍は良悪に限らず嚢胞状の腫瘍と比べて明らかに再発率が高いです。肛門の腫瘍は病理検査されてますでしょうか?
次に発生部位です。体幹部など皮膚に余裕のある部位では大きく切除することが可能ですが肛門のように皮膚の余裕がない部位、さらに肛門の括約筋に注意する必要があるなど大きく切除することが不可能な部位です。腫瘍のサイズが大きいと取りきれず減容積といって便が出るようになることを目的とした切除手術が行われているかもしれません。
高齢動物の手術はいろいろと心配がつきないと思います。腫瘍により排便が困難になってしまっているのでこの状態を改善するにはやはり手術が必要と思います。前回の術後に視力低下したとのことですが眼が散瞳する原因はいろいろあると思われますので手術を受けるのであればしっかりとした術前検査をおこなって手術に臨まれるのが良いと思います。
評価・お礼
mivoさん
先生のお話では、悪性の腫瘍だと聞いていました。肛門にできていましたので、きっと減容積の切除手術だったのだと思います。
実は、この質問をさせていただいた翌日が手術当日で、残念ながらその翌日の朝に天国へ旅立ってしまいました。なかなか気持ちの整理ができなくてお返事が遅くなりすみません。朝、先生が様子を見に行ったら亡くなっていたそうです。あまりの悲しさに先生からの詳しいお話は聞いていませんが、でも、きっと寿命だったのだと思ってます。天命を全うしたのだと思います。
今回、先生にいただいたご回答が、今、猫ちゃんの腫瘍摘出手術で悩んでいる方の救いになることを願っています。
どうもありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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