対象:ペットの医療・健康
こんにちは。
我が家の愛犬コーギーのことでご相談です。
自分の細胞を壊してしまう病気(テンポウソウの疑い)で、
鼻の皮膚がずいぶんと痛々しい位に崩れています。
黒かったのも色素が抜けてピンク色になってしまい、
太陽にあたる季節は特にひどい状態になります。
もう鼻の皮がすっかり薄くなっていて、
目が不自由なためにぶつかったりして出血します。
去年の夏ごろにかなり大量出血して病院に連れて行きましたが、
3日位普通に食事が出来れば血液量は元に戻るといわれ、
特に輸血などの処置もせず、注射を打ってもらいました。
その後は先生の言うとおり、ちゃんと回復しました。
しかしもう13歳ということもあり、
今後おなじ事があってもどこまで治療をするか、
延命処置的なことに意味があるのかどうかよく考えるよういわれました。
老衰と考えて自然な形で生活させてあげることも大切との
アドバイスもありました。
そして先週3度大量の出血があり、
ほとんど食事をとらなくなってしまいました。
お水は少し飲んでいるようですが、食事はほとんど減っていません。
昨日はおしっこもしていないようです。
このままでは最悪の結果に・・・と不安になっています。
私も、無理に延命治療することや、
何度も病院に連れて行ってストレスを与えること、
目が見えず耳も遠いハンディを持つこの子を
これからどうしてあげればいいのかいつも考えています。
治療はしないとしても、せめてもう少しご飯が食べれるように
元気になってほしいと思っています。
今この状況で家庭でしてあげられることには何がありますか?
市販の栄養剤?のようなものでも効果があるのでしょうか。
貧血状態を抜け出すにはどんなことが効果的ですか?
どうぞよいアドバイスを下さいますようお願いします。
mpmcさん ( 北海道 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
天疱瘡
天疱瘡は局所性、全身性など、どのようなタイプのものでも、ステロイド剤のプレドノゾロンを免疫抑制量投与したり、また免疫抑制剤を服用して、発症を押さえ込みます。
痒みがひどいらしく、動物達はしきりに掻こうとしますので、投与、服用した薬の効果が発現するまで、掻き壊さないようにカラーなどの装着がとても大事になります。
今回のご質問のケースでは、排尿がないことが一番心配です。 抗原抗体複合体が腎糸球体の基底膜にくっついて、濾過機能を低下させてしまった可能性があるからです。 膀胱に尿が貯まっているのに、動きたくなくて我慢しているのか、それとも尿自体が作られてこないのかを診断していただく必要があります。 もし、すでに尿の生産が減少していて、利尿剤の投与にも反応しない状態が続きますと、尿毒症に移行してきます。この状態で透析という治療を開始しないと、頻回の嘔吐が始まり、動物はとてもつらい数日を過ごした後、亡くなってしまいます。ですから、尿量の状態が今一番、心配です。
プレドニゾロンは副作用で、食欲の亢進がありますので、症状の軽減と同時に、食欲も刺激してくれるかも知れません。
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