対象:住宅設計・構造
回答:2件
佐藤 靖生
建築家
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コストの目安と他の注意点です
matsu1さま、初めまして。
佐藤靖生建築研究室と申します。
簡単にお答えするのも不適当かとは思いますが、ご参考に成れば
幸いです。
単に雨風がしのげればよい程度ならば、ユニット式の物を使うなど
コストを抑える方法は色々と考えられると思われます。
中に収納する物により、差が出る事と思います。
想像の範囲で、見当はずれも有ろうかと思いますが、想像の範囲で
お答えします。
基礎など、簡易的なものでたら400万円くらいから、
ユニットなどを使わず、断熱なども考慮すると、、600万円くらいから、
かなり大雑把です。
またご注意点としては
○用途地域によって倉庫が建てられない場合も有ります。
○200平方メートルを超えると特殊建築物扱いになります。
コスト以外にも制約がありますので、専門家または、所轄の行政に
相談されることをお勧めします。 ご参考まで
平原 光人
建築家
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コンテナ倉庫なんてどうですか?
matsu1さん
こんにちは。株式会社ナユタの平原です。
以前、うちでも倉庫の物件を手がけた事があります。
その際の概算ですが、
鉄骨造で約1000万円近く、木造の場合はその8割くらい
かかるのではないかと思います。
ただ、
・平屋建てである事
・最近の経済情勢
・鉄の値下がり
などを考慮するとコストはそれよりも抑えらるかもしれません。
しかし、詳細な見積もりをしてみないとわからない部分も多いので
あくまで概算です。
また、防火地域指定などによって費用はかなりの差がでます。
法について補足させて頂きますと倉庫は、
・倉庫業を営まない倉庫(自社あるいは個人で使用)
・倉庫業を営む倉庫(貸し倉庫)に
の2つにわかれます。
用途地域によって、建てられるかどうかは
その使用目的によって変わってきます。
特殊建築物としての扱いですが
3階以上の部分が200平方メートル以上になりますと
防火地域指定にかかわらず耐火建築物と
しなければなりません。
平屋建ですと1500平方メートル以上で準耐火建築物と
しなければなりません。
matsu1さんの計画している規模ですと
ここにはあてはまらないので問題ありません。
だだし、防火地域でしたら100平方メートルを超える(50坪ですと約165平方メートル)
建築物は耐火建築物としなければなりません。
私がおすすめしたいのは、最近よく見かける、コンテナのような
ユニット形式の物です。
丈夫そうなので倉庫に向いていますし、ユニットなので建設日数は
短かくすることができます。
将来、その土地を違う目的に使用する場合には上物のコンテナを
売却する事もできるそうです。
リサイクルできるというのは地球にやさしいくていいですね。
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